1980-11-05 第93回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号
したがって、たとえば石油の備蓄をやるとか、あるいは石油の供給先を多元化するとか、いろいろの努力が短期的にはなされるわけですが、それらの短期的な努力を超えるような大きな石油入手が不可能な状況が来た場合には、仮に軍事力でそういうものを抑えても、これは恐らく日本としては不可能だろう、その場合はもう不可能でお手上げであると言うしか、言いようがないのです。
したがって、たとえば石油の備蓄をやるとか、あるいは石油の供給先を多元化するとか、いろいろの努力が短期的にはなされるわけですが、それらの短期的な努力を超えるような大きな石油入手が不可能な状況が来た場合には、仮に軍事力でそういうものを抑えても、これは恐らく日本としては不可能だろう、その場合はもう不可能でお手上げであると言うしか、言いようがないのです。
私は、中東の不安定な政治情勢を考慮するとき、石油入手先の多角化を図ることが急務であると考えますが、政府はこのためにいかなる外交を展開する所存でありますか、伺います。 現在、わが国の石油備蓄は百十一日分であり、これは国際エネルギー機関加盟国の百四十日分を下回るものであります。資源のないわが国としては、国際協調を図りつつ石油備蓄体制の強化を早急に図るべきだと考えますが、政府の見解を伺います。
また、アフガン問題で米ソの対立が一層激化してくる、そうなると場合によれば石油入手が困難になる、こういう事態もないとは言えないと思うのです。特に、お互いが承知しておりますように、要するに産油国地域の政治的、軍事的な不安、これは大変なものだと思うのですよ。場合によると本当に石油が入手困難になる事態がないとも限らぬ。
したがいまして、私ども原子力発電については今後とも一層推進いたしたいというふうに考えておるわけでございますが、原子力発電以外におきましても、現在日本が置かれております石油入手の状況から見ますと、石油だけに頼るわけにはまいりませんので、したがいまして、海外石炭等を中心といたします石炭火力の開発あるいは水力につきましても相当開発が進んでおりますが、さらに国内の水力資源を一層開発いたしまして、純国産であります
幸い一-三月には七千二百万キロリットル、昨年同期分の石油入手にどうやら明るいめどが立った。したがって、最盛期はこれで過ごしていくことができる。
このために私どもは汗の出る思いをしながらも備蓄状況、今後の積み増しその他の入手の状況等をしさいに判断して、一−三月は七千二百万キロリットルの前年同期並みの石油入手ができた。これで当面最盛期の手当てはまず何とかなる。
いま、国内で石油入手難あるいは先行き不安ということで、非常にこの石油問題がクローズアップしてまいりましたけれども、私ども遠洋のマグロ漁業の立場で申しますと、もうすでにいち早く十一月の十日前後から、海外の全世界の海域におきまして、石油危機に直面してまいりました。いま私の関係しております、日鰹連と一言に申しますが、日鰹連の海外の補給の実情を例にあげながら申し上げてみたいと存じます。