2000-05-17 第147回国会 参議院 憲法調査会 第8号
○参考人(石毛直道君) これは国民と民族の問題でもございます。つまり民族というのはよその国へ移民しても、ある民族であるかもしれない。しかしながら、国民はその国籍を取らなくてはならないということがある。 日本の場合はそれが、国籍法ではもともとは親の方の血あるいは父親方の国籍を重視するようなたしか制度が、大分前に変わったと思いますけれども。
○参考人(石毛直道君) これは国民と民族の問題でもございます。つまり民族というのはよその国へ移民しても、ある民族であるかもしれない。しかしながら、国民はその国籍を取らなくてはならないということがある。 日本の場合はそれが、国籍法ではもともとは親の方の血あるいは父親方の国籍を重視するようなたしか制度が、大分前に変わったと思いますけれども。
○参考人(石毛直道君) これは既に海外に居住している自国民に対して参政権を与えている国家もあります。それと大体一体的になることじゃないかと思います。ですから、日本の外国人について参政権を与えることと、それから海外居住の日本人に参政権を与える、これは何か物事の表と裏のような関係で考えなくてはならないだろうと。
○参考人(石毛直道君) 外国人に国政の参政権を与えたときに、ではその人を支援する集団というのが一体どのぐらいあるかとなりますと、やはり現在では日本はもう日本人ばかりの国ですから、そうしますとその支持集団というのはおのずと限られている。そうすると、そういった外国人に参政権を与えたときに、国政に参加する代議士の先生方のそういった人々の数も将来にわたってもそんなに大きくなることはない。