1998-03-19 第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
○北脇分科員 今の大規模地震対策法の枠組みで努力していきたいということであったかと思うのですが、二十年前のことを振り返ってみると、当時の東大の石橋助手の大規模地震説というのが大変な衝撃を持って社会的に受けとめられたという事実はあったと思います。そして、その後、大規模地震対策特別措置法が成立するまでに非常に短期間であった。
○北脇分科員 今の大規模地震対策法の枠組みで努力していきたいということであったかと思うのですが、二十年前のことを振り返ってみると、当時の東大の石橋助手の大規模地震説というのが大変な衝撃を持って社会的に受けとめられたという事実はあったと思います。そして、その後、大規模地震対策特別措置法が成立するまでに非常に短期間であった。
○栗田委員 この水平ひずみに関する地図は、東大の石橋助手のいわゆる東海地震説の中で、あす地震が起きても不思議ではないという地震の切迫性を論じた学説がありますけれども、その学説の一つの重要な根拠になっていると思いますが、いかがですか。
○説明員(四柳修君) 御指摘のように、昨年の石橋助手の御発言以来、私どもの方も、万が一という場合の想定で幾つかのことを検討しておりますけれども、実は大変申しわけないんですけれども、予知の場合と本番の場合と言っちゃ何でございますが、本当に発生した場合とどちらがという問題がございまして、いままで本当に発生した場合に防災側としてどういう体制であるべきかという問題と、そういったことをどういったルートで情報を
そこで、先ほど先生からも御指摘がございましたように、東京大学理学部の石橋助手が昨年のあの学会で遠州灘、駿河湾の大規模な地震が起こるだろうということを発表したことは、社会的な大きな話題になったわけでございまして、その後地震予知連絡会でいろいろな面での観測あるいは調査をした結果、地震の発生にかかわる一つの前兆現象がないということで、一応まあ観あの地帯には警戒態勢は整えておりますけれども、石橋助手の判定にある
御承知のように、地震の問題で一番社会的に大きな話題を呼んだのは、東京大学の理学部の石橋助手が、去年でございますか、遠州灘沖から駿河湾にわたる地域に大規模の地震が発生するであろうということを発表いたしまして、それで、これについて先ほど申しました編成メンバーの予知連絡会議でいろいろ検討した結果、あの地域はいまの段階では地震発生の事前現象というものはまだ発見されない、しかし、あの地域はやはり地震発生の周期性
それで石橋助手の理論が出、あるいはそれに対しまして坪川所長の反論といいますか、それと異なる意見が出たということは、ある意味では地震予知がある程度やってきた成果になるわけでございますが、同時に、それだけに今度はまたわからないところがかなりあるということがわかってきたわけでございます。
○七田説明員 東海地区のセンターにつきましては、東京大学の石橋助手からそういうものをつくるというような御提案もあるようでございます。現在の段階におきましてこういうデータをどう取り扱うかというのは非常に重要なことでございますし、それが地震予知の推進に非常に役に立つということは確かでございます。
石橋助手もそうでありますけれども、地震予知連絡会の萩原氏も、日本で巨大地震が起こるとすれば東海地方が第一候補であることは間違いない、東海地方を一番監視したいと言っているんで、ほとんど大体——その中でちょっとお話も出ましたが、文部省の緯度観測所の坪川所長は「地殻変動の継続期間と地震の続発性について」という題目で日本測地学会に発表して石橋説を真っ向から否定して、駿河湾に近く巨大地震が起きることを考えるのはおかしいというようなことを
たとえば石橋助手の意見あるいは坪川所長の御意見、そういういろいろな御意見はまさしくこの地震予知理論が確立されていない、それに伴って生じている幾つかの仮説の一つでございます。 それで、大学におきましては、こういうような仮説の中から、真に必要な理論が一体どういうようにして出てくるのかということを検討する役割りを担っていると私たちは思っております。
こういうことを書きまして、さらに東大の石橋助手の話として、百億円もあれば一応の観測体制は整備できるという。したがって、ロッキード事件で騒がれておる次期対潜しょう戒機PXL一機ほどの額にすぎないではないか、こういうことを書きまして、したがって、敵潜水艦と大地震とどっちがやってくる確率が高いのだろうか、潜水艦がどんなに攻撃をしかけても大地震のもたらす被害には及ばぬであろうと、こう書いているわけです。
また、東大の石橋助手は地震学会で、東海地区地震予知防災センターの設置を提唱されたとも聞くわけであります。したがって、体制と申しますか、組織としてそういうものが必要だとお考えになっておると思うのでありますが、いかがでしょうか。
○原(茂)委員 浅田教授が主任でおやりになることは非常に結構だと思うのですが、石橋助手は、いまのわが国の観測体制をもってしては、この駿河湾周辺でマグニチュード八クラスの、きょう起こってもおかしくないほど、とにかく不意打ちをされるだろう、これはもう必至である、こういうようなことを強くおっしゃっているのですが、この地震が起こり得るとしますと、いまの予知は時期に対して非常にむずかしいと言われていますが、これは
それで私は、当委員会におきまして、この石橋助手の発言等がございましたので、この問題を提起したわけでございますが、そのとき政府の態度は、予知連絡会としては正式にはそれに対しての判断をまだ示していないというようなことでございまして、政府が動かないという態度を私は非常に不満に思ったわけです。
○原田説明員 二十三日の地震予知連絡会で、またその前回の五月における地震予知連絡会で石橋助手から駿河湾地震の危険性が指摘されております。
○七田説明員 私どもの理解いたしておりますところによりますと、石橋助手の説といいますのは、その地震予知連絡会で発表されたものでございまして、地震予知連絡会の席上で討議いたされまして、そして現在のところまだ集中地域に指定するという結論に至らなかったというように理解いたしております。
○近江委員 東大の石橋助手が発表しました、計算上からいくとあす地震が起きてもおかしくない、そこまでの指摘をしているのですね。これは学者の、しかも地震予知連絡会という権威ある会合における発表ですね。これは政府としてはどう受けとめておりますか。
○柄谷道一君 五月十五日付の毎日新聞に、東大理学部の石橋助手が地震発生直前の圧縮力変化の観測によって地震を予知するという新しい予知方法を発表されております。六月十一日の夕刊フジによりますと、東大名誉教授の末広恭雄教授が動物の異常現象による地震の予知についてデータを収集している。今後、これは中国ではございませんけれども、一つの新しい予知方法ではないかということが指摘されております。
○説明員(七田基弘君) ただいま先生からお話がございました東大理学部の石橋助手の研究につきまして、これは非常に注目すべき研究であるというようにわれわれも考えております。