1953-11-25 第17回国会 参議院 建設委員会 閉会後第2号
その中の問題は、工事上の問題としては、今一番大きな問題は、先ほどからお話のありました工事材料の問題、主として石材類の問題、それからもう一つはこれに必要な機械類でございまして、石材は昨日も話が出ておりましたが、宮川、天龍の川砂利、或いは愛知県の幡豆郡の石或いは知多半島の石というような石材を今或る程度取れることはわかつておりますが、最大隈取ればどの程度取れるかというようなこともいたしております。
その中の問題は、工事上の問題としては、今一番大きな問題は、先ほどからお話のありました工事材料の問題、主として石材類の問題、それからもう一つはこれに必要な機械類でございまして、石材は昨日も話が出ておりましたが、宮川、天龍の川砂利、或いは愛知県の幡豆郡の石或いは知多半島の石というような石材を今或る程度取れることはわかつておりますが、最大隈取ればどの程度取れるかというようなこともいたしております。
割り石或いは砂利、砂というような石材類が主要資材でございます。所要数量も二百万立方メートル以上、二百数十万立方メートルという量を必要といたすのでございます。これを迅速に而も適正な価格で現地に搬入するということは非常なる実は問題でございます。で、現在は地建を中心といたしまして、両県及び業者とが協力いたしまして砂利の採集個所、数量、単価そういうものを検討いたしておるのでございます。
これは只今御説明がありましたように、当時石材類を価格調整をするために石材、砂利を採取したときにこれを買上げて、そうして運搬した、いわゆる納める所で、その買上げた業者に売戻し、この単価を、価格を一定しまして価格調整をやつておつたのでありますが、そのときに過納になつた分に対して、その売戻した金額の中にはいわゆる公団のプール運賃として或る程度の金額を盛り込んであるので、この分は公団としては余分にとつたという
それから第二の点の菅原建設に対しまする発駅売りもどしの問題でございますが、本件は多賀城で生産されました石材類を、陸前古川駅附近の宮城県の土木工事に使用されたものにつきまして、公団が管原建設との間に買取り売りもどしをするにあたりまして、発駅買取り、着駅売りもどしの手続を本来ならばとるべきでございましたのに、それを物価庁の承認を得ることなしに、発駅で買取り売りもどしをしたということに問題がございまして、
○冨永格五郎君 昨年六月物價廳告示によつて價格調整公團が砂利、砂、切口、碎石等十一品目の石材類の價格統制を実施し、現在に至つているが、実際問題として、土木建築工事請負業者が、該品目を調達する場合、公團は生産者または販賣業者の中間にあつて、煩雜な手続と高額なる手数料の納入を要求するのみで無用の長物の感がある。また一面需要官公署の立場においても、直営採取の場合、價格調整の意義は稀薄と考えられる。