2018-12-05 第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
佐世保市は、水道事業者として安定的な水の供給が求められる中で、慢性的な水源不足を改善するために、石木ダム建設事業に参画していると承知しております。
佐世保市は、水道事業者として安定的な水の供給が求められる中で、慢性的な水源不足を改善するために、石木ダム建設事業に参画していると承知しております。
今、ロードショーをやっているわけではないので、自主上映会だとか、全国各地いろいろなところで上映が行われているんですが、この映画はどういう映画かというと、長崎県の石木ダムの反対運動をしている住民の方々、十三世帯いるんですけれども、十三世帯五十四人の日常を描いたドキュメンタリー映画なんです。
なお、石木ダムにつきましては、平成二十四年に、事業主体の長崎県が、全国統一のダム検証の要領に基づいて検討を行い、学識者等の意見を聴取した上で事業継続とする方針を決定するとともに、その後も、事業評価の手続を平成二十七年に行っているところであります。
そこで、きょう、石木ダムという長崎県にあるダムについて秋本政務官にお伺いしますけれども、このダムも、四十年近くにわたって住民が反対闘争を行っていて、事業の、工事の差止め訴訟が提起されました。結審がされて、七月の九日に判決が言い渡されることになっているということであります。 お手元へ追加の資料を出しましたが、佐世保市の水の需要の予測も見てください。
公共事業の事業認定制度そのものの問題点も御指摘をいただきまして、長崎県の石木ダムについては利水、治水両面で必要性が疑わしい、このダムに事業認定を与える、そして反対する十三世帯の家屋や土地が強制収用されようとしている、そういう問題点を御指摘をいただきました。事業認定の制度そのものを抜本的に改善をし、必要性に乏しい公共事業をストップできるようにするということは大事な問題であろうと思っています。
長崎県が佐世保市に隣接する川棚町に建設を予定している石木ダムであります。目的は、佐世保市水道の水源確保と川棚川の洪水調節であります。 この石木ダムの予定地では、十三世帯の地権者が約四十年前から絶対反対の姿勢を堅持しております。この十三世帯の土地と家屋を強制収用すべく、長崎県と佐世保市は国土交通省九州地方整備局に事業認定の申請を行いまして、二〇一三年九月に事業認定が告示されました。
大勢の住民が、例えば、熊本の石木ダムの皆さんたちは今裁判もやっておりますけれども、どう考えても、県民の世論からいっても、これは問題だ、つくる必要がないのではないかと思われている石木ダムについて、最後に強制収用委員会を開いて収用裁決を出すという、こういうところまで来ております。 墳墓の土地を奪われる数十人の地権者の身になって考えていただきたいと思うんです。
そこで、ちょっと大臣にお聞きしますが、国の事業認定で、佐世保市の水需要予測が増加していくということを前提に、新たな水源、石木ダムが必要だという公共性を認定しているわけですけれども、佐世保市のこの水需要予測、水需要は減る一方なのに増加傾向と恣意的に表現をし、受忍限界を超えていると根拠もなく断じて水需要がふえると決めつけているということが今のやりとりで明らかになりましたけれども、これでも石木ダムの利水事業
○真島分科員 昨年、県の公共事業評価監視委員会が行われまして、石木ダム事業の継続という意見を結果として出すんですけれども、そのときに、県と市から関係住民への説明責任が果たされていない、住民に対して説明責任を果たすことを求めるということを盛り込んだ答申を知事に出しているんです。今の大臣の認識と、現場の評価監視委員会の認識は全く違います。
○真島分科員 ちょっとこれは、この前提が治水事業として石木ダムが必要だという根幹ですよ。それを国会の場で、これは非常に一般的な理屈です。一つの川を二つに区切って、上と下で治水安全度が違って、でも、百年に一度の雨は上も下も一緒に降るから上から漏れるでしょうという、こんな非常に単純な理屈にも回答できないというのはひどいですよ。 大臣にお聞きします。
先日、石木ダムの有識者会議の検証の場では地元の住民が排除される、こういうことも起こりました。マスコミには公開をされているんですが、市民を排除した密室の検証と言わざるを得ません。 そこで、この検証の場に、あるいは有識者の会議の場に、こういう住民の意見を反映できる場を確保すべきではないかと思いますが、これについて大臣、どうですか。お尋ねいたします。
この石木ダムも、総事業費百八十五億、利水まで入れると二百八十五億です。ダム事業だけ、治水だけでも百八十五億ですから、約百億近くは国が補助を出すわけですね。
それでは次に、去る六月十一日、国交省で、長崎県石木ダムについて事業継続の対応方針が決定されました。本委員会でも何度か石木ダム建設の問題については指摘をさせていただきました。治水、利水の両面でダムの有効性に疑問を呈する指摘は今なお存在し、一番問題なのは、地権者が三十年以上にわたって反対をしているということであります。
○中島(隆)委員 この石木ダムの問題についていえば、国土交通委員会で私も何回も取り上げたんです。そしてまた、現地にも何回も行きました。 これは、反対される方、地権者は、三十六年間、反対運動をされているんですね。しかも、この石木ダムの計画の前提となる治水の問題も、利水も非常に問題だと言うが、今もって不信があるんですね。
それでは次に、石木ダムの検証報告をめぐる有識者会議の流会についてお尋ねいたします。 去る二月二十二日、長崎県石木ダムの検証報告を審議する予定であった治水対策のあり方に関する有識者会議、ここで石木ダムの反対地権者の方々が傍聴を求めたところ、これに対応の件で流会したというふうに報道されておりました。 確かに、有識者会議の規約では、「原則として非公開」となっております。
そもそも、この検証を行った検討主体は誰なのかという問題について伺いたいんですが、石木ダムの検証を行った県の直接の担当者である土木部長、これは国交省からの出向者ではありませんか。
○関政府参考人 今回のダムの検証、全国で八十三を進めているわけでございますが、そういう意味では、それぞれの検討主体で検証を進めるに当たり、治水、利水、環境等にわたり各種の案を比較検討する、その中にはダムによらない案を必ず含め、その上で総合的に評価した上で検討を進めるということにしており、この石木ダムについても同様に行われたというふうに考えております。
○関政府参考人 御指摘のように、これまで石木ダムの建設に当たりましては地元で反対をされる方々がおられ、そういった中で、県の方が御理解をいただくべく進めてきたというふうに認識しております。 さらに、現時点においても、事業主体の長崎県により、反対されておられる地権者の皆様方との話し合いが行われている状況にあるというふうに認識してございます。
私がたまたま行きました石木ダムについては、住民の要求で公聴会が開かれました。六時間ほど開かれたそうです。しかし、反対を主張したけれども、結局は平行線で、聞き取りだけで、そして今言われたように、七月二十六日には継続という結論を出して申請をされているわけですね。 ということは、現場での検証が余りにも形式的になされているんではないか、こういうふうに思えるんです。
御指摘の石木ダムにつきましては、検討結果が平成二十三年七月二十六日に報告をされております。今後、有識者会議の意見を伺った上で対応方針を決定するという段取りで考えているところでございます。
先日私は、二十三日の日曜日ですが、長崎県の石木ダムについて視察をいたしました。これは、もう既に検討主体が継続方針を示しているダムであります。建設継続に疑問を抱く市民の集会であったわけでありますが、その集会でも、治水、利水の両面で、検討主体による検証に強い疑問が出されました。
引き続き、石木ダムに関連して何点かお尋ねいたします。 お手元に配付しております資料の、まず資料一を見ていただきたいと思います。長崎県石木ダムの目的、位置を示している図でございます。これは、御承知のとおり、川棚川が本流でありまして、その支流であります石木川、一番下の方に赤い印ができておりますが、ここにダムをつくるわけであります。
先日、長崎県の石木ダムの視察を行いました。行政、住民のそれぞれからお話を伺いました。石木ダムにつきましては、建設計画の策定が今から三十六年前、この間、一九八二年には土地収用法に基づく強制立入調査が行われました。しかも、機動隊と反対住民が衝突する、こういう状況の中で開始されているわけであります。
○三井副大臣 今、中島議員からお話がございましたように、石木ダムについては、地権者の反対という中で工事がストップしているのが現状でございます。また、事業に対する合意形成がいまだなされていないという状況であることも承知しております。
長崎県にも石木ダムというのがございます。これは、川棚川というところの一部の支流、しかし、これは全流量の九分の一でございます。ここにダムを設けると河川が管理できるという不思議な話でございます。
先ほど指摘がありました熊本県の路木ダムの本体工事入札、あるいは長崎県の石木ダムの事業認定申請などがそれであります。路木ダムについて言えば、大臣もことしの二月に提出された質問主意書で問題点を詳細に指摘され、懸念を抱かれております。 県営ダムの建設については、地方分権の観点から、大臣も大変苦慮されていると推察をいたします。
そのために、長崎県におかれましてはどうするかということで、佐世保市に隣接しております川棚町におきまして、この地域では一番大きいと言ってもいいわけでありますが、二級水系の川棚川という川がございまして、ここに洪水調節と流水の正常な機能の維持とを合わせまして、佐世保市の水道用水六万トンぐらいの供給を目的といたします多目的ダムであります石木ダムというのを県の方で計画されました。