2003-07-15 第156回国会 衆議院 国土交通委員会 第31号
海が三方を囲って、風や天気が独特の変化をするところで、特に冬場の石廊崎沖は、西風が吹き荒れ、下田市の白浜沖に風物詩にもなっている、このように存続を求める要請書は書かれていまして、風のおさまるのを船がひしめいて待っている、風待ち船団があらわれるほどの航海上の難所、こういうように指摘されているところです。
海が三方を囲って、風や天気が独特の変化をするところで、特に冬場の石廊崎沖は、西風が吹き荒れ、下田市の白浜沖に風物詩にもなっている、このように存続を求める要請書は書かれていまして、風のおさまるのを船がひしめいて待っている、風待ち船団があらわれるほどの航海上の難所、こういうように指摘されているところです。
最初にお伺いしたいと思いますのは、かつての伊豆沖地震に関してですが、東海大学の調査班が石廊崎沖二十二キロに震源を新たに、ここじゃないかといった指摘をしたと言うのですが、これは御存じでしょうか。私がお伺いしたいのは、この種の東海大学の調査班だけがやっているのでなくて、特に太平洋プレートを中心にした調査は国際的にもやり始めているようですが、日本にはまだ、その調査ができるような十分な施設も機構もない。
かりにここに一月の十二日に私のメモの中にちょっと載っておった資料を見ますると、伊豆半島の石廊崎沖付近でマグロ漁船が遭難した。第八漁吉丸というのですが、死亡、これは十一名、行くえ不明三名、これも三名も助かっていないということであります。そうすると乗り組み員十四名がまるまる死んでしまった。そういうふうにもうほとんど乗り組み員は全然これは助かる見込みがないのであります。