1991-02-25 第120回国会 衆議院 予算委員会 第17号
十年たったら措置しますということを明確に言っておるんですよ、石川青年。これについてどのようにお考えですか、法務大臣。時間がありませんから。
十年たったら措置しますということを明確に言っておるんですよ、石川青年。これについてどのようにお考えですか、法務大臣。時間がありませんから。
解放教育と称しまして、解放に目覚める教育がやられておりますけれども、狭山事件を一方的に教材化して子供たちに教え、学校の先生ともども子供たちが駅頭に立ちまして、石川青年を返せとビラを配布することまでやっております。これは学力の向上に何ら関係のないことで、極めて問題だと私は思うのでございますけれども、この点はいかがですか。
しかも、ただ教えるというだけじゃなしに、当然無実だというわけですから再審を要求する行動をしなければだめだということになりまして、この中間市の場合には、二月七日、五月二十三日、八月九日、十月三十一日と年に四回、子供たちにその石川青年の再審というようなゼッケンをつけて登校してこいというようなことが行われているのです。
どんなことを教えているかというと、二つの柱があって、一つは石川青年は無実である、だからこれは権力犯罪だというふうに教えること、もう一つはこの石川青年の生きざまに学べということなんですね。
ところが、あなたのところへ後でお届けをしたと思うのでありますが、足跡写真、事件当日の石川青年の着衣の血痕鑑定書、ボールペン鑑定書は、捜査の際の資料、書類、裁判の中における諸問題等からいって明らかに存在をしておったはずである。いろいろな文書の中にあったのだから、それがないというのはどう考えてもおかしい。こういう点について文書を差し上げておきましたが、いかがでございましたか。
すでに私は資料を文部省の方にお渡ししておりますのでごらんいただいて、いると思いますけれども、ここでは、例の石川青年の狭山事件の問題、これについて意岐部東小学校の名前でこういうビラが出されております。
結局は、まず石川青年が貧しい家庭に生まれたとか、それですから字が読めなかったのだ、だから正しい判断力ができなかった、そこから入っていったがいい、こんなことがいろいろ言われていますね、教員の仲間で。
そこで、この被告石川青年の脅迫状そのものは、専門家の判断として、大野教授が鑑定した結果は本人のものではない、こういうことを国語学会で発表しているということが出ているわけですけれども、もう一つ今度は、カラー写真で一字一字やっていくと、全然気がつかなかったけれども、消された日にち、日付が一日違っているということが新聞紙上にずっと出ておるわけですけれども、この点について、裁判所の方はどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか
○政府委員(諸澤正道君) その際に学校でこういうことをしてほしいという内容としては、いろいろ、幾つも挙がっておりますが、たとえば校庭に、例の中学生の集会に、学校は石川青年――これは例の狭山事件の被告だと思いますが、まあ無罪だ、中学生も差別に負けぬようがんばれと激励してほしい、あるいは五月二十二日当日、朝七時三十分に隣保館に様子を見にくるようにしてほしいと、五月二十二日当日、校長は校門で、生徒は全校集会
それから、今度は、石川青年も行っておった豚小屋の石田一義君の兄さん、これが初め、容疑者らしいというので調べを受けたこともあるそうですか、この人が四十一年に鉄道で事故死か自殺死か、自殺のようですが、しかしこれは駅の中間ですが、両側の駅ともに、駅は事故の日誌から抹殺しておるというようなことがあります。
それからもう一つ、これは淡路中学校ですが、「よみかきだより」というのがありまして、九月号と書いてありますが、「淡中識字講師団淡中識字運営委員」ということで中学生に出されているわけですが、これも狭山裁判最高裁の判決は、この事件については差別裁判であるということを書き、「石川青年を何の明確な証拠もないままに犯人にデッチ上げ獄死させてゆこうとする策動とその差別性を許すわけにはゆきません。
次に、同和対策の問題でありますが、この同和対策の関係におきまして、私は法務省の方がおいでになっておると思いますし、まずその同和問題の中でいま私どもが最も強く運動しておるものは、いわゆる狭山事件における石川青年が無実の、いわばいわれなき差別の意識をもって獄舎に閉じ込められておる、こういう問題です。
○井上(泉)委員 それでは、その石川青年の居住しておった地域の同和部落の状態というものは大まかに言ってどういう状態であるのか、説明していただきたい。
○井上(泉)委員 司法にゆだねられた問題ではあるけれども、これは私どもが言っておるだけではなしに、あなた自身もこれが非常に関心の高い問題である、なぜ関心が高いかと言えば、この石川青年が部落出身であるから、部落差別との関係があるから関心が高い、こうあなた自身もお認めになっておられるのだから、この問題の成り行きというものは、日本の同和教育を進めていく上においても、また一般的な教育行政を進めていく上においても
一つ聞いておきたいのは、五月二十二日、全国一斉同盟休校と称して、狭山事件のこの問題を勝利させるために、石川青年の無罪をかち取るために、小学校の同盟休校をやるという動きがあります。すでに一月段階で大阪、奈良等に見られた動きが、これが今回は全国一斉と称して広範にわたって行われる。
この狭山裁判につきましては、解放同盟がこれは狭山差別裁判だ、そして石川青年は無罪だ、こういうことで運動を続け、ことしの最大の課題としておりますが、大会には社会党、公明党、民社党の代表も出席をして激励をしてくれました。総評、中立労連も解放同盟とこの問題で共闘を組んでおります。新聞の各紙も取り上げ、雑誌も取り上げてくれる。朝日ジャーナルは二月六日号に特集をしております。
そこで法務大臣、これはあなた若い者のことを考えてひとつ判断をしていただきたいと思うわけですが、こうした十八歳のときに、つまりまだ成年に達していないときに、私どもの方に言わせればでっち上げ、つまり差別という、未解放部落という一つの偏見のもとに、この石川青年が豚の飼育所で働いておった、その豚の飼育所のスコップがなくなった、そのスコップがなくなったことを調査するために、そこらの豚の飼育所で働いておる者は石川
それで、もう一つ狭山の事件、つまり、狭山裁判ということによって石川青年が高裁で無期懲役の判決を受けておるわけです。狭山事件というものを、ここで裁判事件がでっち上げであるというようなことを論争しておりますと、これだけで大変時間をとるわけです。
ところが、これを差別裁判というように一面的に主張して、裁判糾弾、石川青年奪還、こういう要求や運動というものがなされる。現行法令上認められないこういう状況に対して、地方公共団体が膨大な予算を組んで職員や教員を参加させる、公費でビラを印刷して町じゅう張り回す、こういう行動に対してどのような御見解か、公安課長にお尋ねしておきます。
それで当時の中垣法務大臣は、石川青年を、真犯人であるかどうかわからないのに、真犯人であるような印象を与えたということは遺憾であると、これは当時の六月十五日の毎日新聞に出ているわけですけれども、法務大臣があやまっている、こういうふうになっているわけです。ですから、そう考えられる内容が十分あったということにもなるわけであります。
現在係争中でありますけれども、これは部落解放同盟がことしに入り、また昨年もずっとこの問題に関して、石川青年の無実を主張しながら、特に全国的にこの問題を取り上げて、国民に石川青年の無実を訴えております。 〔委員長退席、大竹委員長代理着席〕 こういう事柄でありまして、ただ、現在訴訟が続行しておるということでこの問題に触れないというわけにはいかない問題であります。
今度は石川青年の別件逮捕という問題になるわけでありますが、五月二十三日早朝自宅で逮捕された。当時の中特捜本部長は、記者会見で、善枝さん殺しの容疑者は詐欺、横領など、殺人とは別の容疑で逮捕するようなことはない、あらゆる物的証拠をそろえて、そのものずばりの殺人容疑で逮捕令状を請求するつもりだ、こういうふうに記者会見で発表されておるわけです。
いま石川青年は、あの自白が強制拷問による自白であったと言い続けています。そして無実を叫び続けています。御存じのとおり、逮捕された時点においては、ほとんど字も満足な字ではない。いわゆるじょうず、へたではなく、誤字が非常に多い。文章も十分ではない。
狭山事件と、こういいまして、非常に問題をかもし出している、まあ係争中のものでありますから、内容について触れるということは避けたいとは思いますけれども、無実の罪で調べを受けておる、こういう内容について部落の皆さん方は、完全に無実であり、差別問題にからんでここまでやられているんだ、石川青年を取り戻そう、こういうふうな運動も起こしていらっしゃる。
日本人の自供の状況では、この笹山明さんと長谷部清美さんが結婚の約束というか、事実上結婚状態にあったわけですが、たまたま笹山明君は、石川青年などと同じように未解放部落出身の青年なんです。相手の、なくなった長谷部清美さんというのは、部落外の女性であります。