1957-09-17 第26回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第42号
この人たちがことごとく一致して、帰っての報告は、イギリスのものを買いたいという話をし、また石川団長が、そのほか嵯峨根博士などをつれてアメリカ、カナダなどを回ってきました。
この人たちがことごとく一致して、帰っての報告は、イギリスのものを買いたいという話をし、また石川団長が、そのほか嵯峨根博士などをつれてアメリカ、カナダなどを回ってきました。
こういう実態を見てみますときに、わが国はただアメリカばかり考えておられるようで、先ほど来お話もありましたけれども、石川団長のいろいろな資料はお持ちではありましょうが、どうも政府としてほかの国と具体的にタッチされ、打診され、あるいは話し合いをされた様子は見えないようでありますが、何かほかの国とやられた事実がございますか、伺いたいと思います。
石川団長はこれからアメリカへ回るが、取りあえず報告はこうだということで、それでもう経済ベースに合うということは何人も否認することができなくなってきました。かって夢のように思われていた、ところが偶然に夢でないということで、本当に原子力に対する明るい見通しができたのです。
しかしこれは非常に重要な問題でありますから、石川団長が帰ってきたら、よく一つ日本の学者の意見も聞きまして、いろいろ慎重に研究の上いたしますが、いずれにしても科学技術庁は金の足らぬことが一つの欠点ですから、どうぞよろしお願いいたします。