1960-12-22 第37回国会 衆議院 法務委員会 第6号
それで今度警視総監並びに石岡公安部長を中心にしてお聞きしたいと思いますが、先般山口二矢の慰霊祭が日比谷の公会堂で行なわれた際に、警視庁の左翼担当の警部三名が喪章をつけて参列をした、こういう問題について、先般警察庁にはお聞きいたしたのでありますが、これはわれわれ社会党といたしましては、淺沼委員長があの立会演説の最中に刺し殺されている、そしてその涙のかわかないうちに、同じ場所でこの慰霊祭が持たれて、全国
それで今度警視総監並びに石岡公安部長を中心にしてお聞きしたいと思いますが、先般山口二矢の慰霊祭が日比谷の公会堂で行なわれた際に、警視庁の左翼担当の警部三名が喪章をつけて参列をした、こういう問題について、先般警察庁にはお聞きいたしたのでありますが、これはわれわれ社会党といたしましては、淺沼委員長があの立会演説の最中に刺し殺されている、そしてその涙のかわかないうちに、同じ場所でこの慰霊祭が持たれて、全国
○坂本委員 刑事局長がおられる間がいいと思うのですが、先ほど石岡公安部長の報告によると、調べた右翼団体は慰霊祭に出てきたほとんど全部を調べた、こういうようなふうに聞いたわけですが、警視庁の方でその調査をされて、これは警視庁の方としては、浅沼刺殺事件の捜査はもちろんでありましょうが、前国会でも問題になりましたように、暴力行為絶滅の決議がありました。
○柏村政府委員 先ほど石岡公安部長から申し上げましたように、右翼の——右翼に限りませんけれども、団体の資金調達の一般的な仕方というようなものについては、ある程度推察もし、また実証を得ることもございますけれども、個々の団体につきまして、具体的にどういう方法でだれから幾ら得たということを正確につかむことは、非常に困難なのでございます。
○坂本委員 どうも今の答弁でわれわれが納得できないのは、石岡公安部長は、最初は警視庁はそういうのは入っていないと否定していた。ところが第三者がそれで見ておって否定できないから、初めて入ったということを認めて、その言いわけに情報収集の手段として香典を持って、受付で入った。今警視総監は出てこられないわけですが、こういうような状況があるわけなんです。
それからそれに対して警視庁の方は、本日出席されておる石岡公安部長の談話までがここに載っておる、これはあなた自身すでにごらんになっていると思う。その談話の最終の結びは、「いまの段階では山口の単独犯行であるといい切ることは出来ない。」きわめて明確な表現で言うておるわけです。この警視庁の公安部長としての談話は、これは間違いないでしょう。
本件について当局からは、法務省から竹内刑事局長、大沢矯正局長、川井公安課長、鰭崎少年鑑別所長、警視庁から石岡公安部長がただいま出席されております。 まず政府当局より事件の概要について御説明を願います。