1992-12-09 第125回国会 参議院 予算委員会 第6号
○喬員長(遠藤要君) あなたは、日本皇民党や石井進稲川会前会長と政治家との間を仲介し、いわゆる褒め殺しの街頭宣伝活動をとめるように働きかけましたか。 そして、竹下衆議院議員がなぜ褒め殺しの妨害を受けたのか御承知ですか。御承知でしたらその理由を証言してください。これは裁判には関係ないと思いますので。
○喬員長(遠藤要君) あなたは、日本皇民党や石井進稲川会前会長と政治家との間を仲介し、いわゆる褒め殺しの街頭宣伝活動をとめるように働きかけましたか。 そして、竹下衆議院議員がなぜ褒め殺しの妨害を受けたのか御承知ですか。御承知でしたらその理由を証言してください。これは裁判には関係ないと思いますので。
○加藤(万)委員 これは総理にお聞きをしておきたいと思うのですが、六十三年の十二月の二十三日に金丸さんは石井進稲川会会長と会食をされました。これも証言で明らかであります。「まあこれは私の性格で、暴力団と話し合いをした。一年くらいたった後だと思うのですが、」と答えております。
○加藤(万)委員 総理、先ほど金丸さんと石井進稲川会会長との食事の問題について、あるべき姿ではないというお話をいただきました。さて、こういう状況の中で竹下元総理は、六十三年の暮れに暴力団とのかかわり合いは知った、こう言っているわけであります。私は、大変出処進退についてお考えになったのではないか。
すなわち、石井進稲川会前会長がオーナーの岩間カントリークラブの会員資格保証金預かり証を八十億円と最も多く引き受けていた、そういう企業の再建会議に出席することそのものが、国民の神経を逆なでにする。暴力団との関係について鈍感であって企業活動のあり方に疑いのある企業と平気でつき合うという、政治家として疑問のある行動ではないだろうか。私は、その政治家としての姿勢、政治家としての責任を郵政大臣に問いたい。
昭和六十二年九月末、あなたは、いわゆる右翼団体日本皇民党が竹下政権誕生を阻止するために行っていた街頭宣伝活動について、かねて交際のあった政治家が苦慮していることを知り、この件の解決を石井進稲川会前会長に依頼しました。その結果、同年十月上旬街頭宣伝活動は中止されたと言われております。 そこで、お尋ねいたします。
昭和六十二年の自民党総裁選挙にあなたが出馬を表明された際、日本自民党という右翼団体が褒め殺しという手段であなたを激しく攻撃し、この中止を佐川急便の渡邉廣康元社長が故石井進稲川会前会長に依頼し、同会長の仲介で街頭宣伝活動は中止され、あなたは暴力団の力をかりて自民党総裁、ひいては総理大臣になったと非難されています。
しかも重大なことは、この賭博ツアーに、小佐野などとともに警視庁が広域暴力団に指定している稲川会の理事長の石井進、稲川会会長補佐の林喜一郎らが同行していたことであります。暴力団と賭博ツアーに同行することだけでも国会議員として断じて許されないところであります。