1947-11-27 第1回国会 衆議院 司法委員会 第63号
この原案によりますと、行刑に關する事項は、法務行政長官のもとにおける矯正總務局がこれを取扱うことになつておるのでございますが、私資料を蒐集いたします地理的關係上、近畿管區に關する入手いたしました資料について二、三行刑についてお尋ねいたしたいと思うのであります。近畿管區、の拘置所、刑務所合わせて十箇所ありまして、その拘禁定員は九千九百十一名ということになつておるのであります。
この原案によりますと、行刑に關する事項は、法務行政長官のもとにおける矯正總務局がこれを取扱うことになつておるのでございますが、私資料を蒐集いたします地理的關係上、近畿管區に關する入手いたしました資料について二、三行刑についてお尋ねいたしたいと思うのであります。近畿管區、の拘置所、刑務所合わせて十箇所ありまして、その拘禁定員は九千九百十一名ということになつておるのであります。
犯罪人の指紋に關する事項は、從前司法省におきまして、行刑局の方にございましたし、これは犯罪の捜査の面にも關係はございましたけれども、むしろ指紋を調製しまして、これを保管するという業務の方が、非常に重要になつております關係上從前も行刑局にありましたので、その關係をこちらにもつてまいりまして、矯正總務局の方に置くようにいたした次第だろうと考えます。
○大島(多)委員 次に第十條の中にあります矯正總務局事務管掌中にある第四番目の犯罪人の指紋に關する事項を、矯正總務局の仕事の中に入れてありますが、これはむしろ私の感じからいたしますと、檢察廳長官のもとにあるところの檢察局の事務管掌の中に入れる方が適當のように思われます。
させることとし、また、最高法務總裁の管理する事務所は、最高法務廳でこれを掌ることとして、最高法務廳には、總裁官房及び各長官總務室のほか、檢察長官のもとに檢察局及び特別審査局を、法制長官のもとに、法制第一局、法制第二局、及び法制第三局を、法務調査意見長官のもとに、調査意見第一局、調査意見第二局及び資料統計局を、訟務長官のもとに、民事訟務局、税務訟務局及び行政訟務局を、法務行政長官のもとに、民事局、人權擁護局、矯正總務局
こういうところから今度の新らしい機構におきましては、矯正總務局、少年、婦人も入つておりまするが少年、婦人矯正局、成人の矯正局という三つの局を設けまして、そうしてそれぞれ行刑と保護とを合一してやる。併しその方はいわゆる厚生省の社會政策的な保護でなくして、いわゆる司法保護、刑事政策的見地を多分に加味した保護の方法で行くのとこれは區別すべきであるということに結論が到達したわけであります。