2021-06-04 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
○梶山国務大臣 国連安保理決議では、北朝鮮に対して、全ての大量破壊兵器、弾道ミサイルの廃棄を求めているにもかかわらず、北朝鮮はこの二年間もこれに応じない上に、短距離弾道ミサイル等の発射を繰り返してきております。
○梶山国務大臣 国連安保理決議では、北朝鮮に対して、全ての大量破壊兵器、弾道ミサイルの廃棄を求めているにもかかわらず、北朝鮮はこの二年間もこれに応じない上に、短距離弾道ミサイル等の発射を繰り返してきております。
北朝鮮は、我が国全域を射程に収める弾道ミサイルを数百発保有、実戦配備している状況に変わりはなく、また、本年五月以降、短距離弾道ミサイル等を相次いで発射しており、関連技術の高度化を……(発言する者あり)
また、北朝鮮は本年五月以降、短距離弾道ミサイル等を相次いで発射しており、弾道ミサイルを含め、関連技術の高度化を図っていると認識しています。このような発射は、国際社会全体にとっても深刻な課題です。さらに、ますます手法を巧妙化させながら、国連安保理決議違反の瀬取りを含む違法な海上活動を継続しております。
ことし二月と六月に米朝首脳会談が行われたものの、北朝鮮の非核化は前進の兆しが見えるどころか、ことし五月以降、短距離弾道ミサイル等の発射を繰り返し、今月二日には、弾道ミサイルが日本の排他的経済水域内に落下したと見られます。
この間、北朝鮮は短距離弾道ミサイル等を日本海に向け繰り返し発射しており、このような挑発行為は我が国にとって直接的な脅威であり、かつ、地域の安全保障環境を不安定にするものとして看過できません。 しかも、十月二日には、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本海の我が国排他的経済水域、EEZ内に落下をしました。
しかしながら、他方、欧州諸国におきましては、INFの全廃後に核抑止力の一部の機能の欠如によりまして生じかねない戦略的な不安定な状況への懸念から、核の分野においてすら空中発射の巡航ミサイルあるいは地上発射の短距離弾道ミサイル等の核近代化計画を推進しているとも報道されております。通常戦力においてもその強化の必要性が言われておるのは当然であります。