1987-05-27 第108回国会 参議院 本会議 第14号
さらに、「展望と指針」で、政策の基本方向の第一に完全雇用の達成を掲げ、そのための施策の基本として、産業構造の急速な変化に対応し、失業に対する予防的、機動的対策を充実する、新たな雇用機会を積極的に開発する、労働時間の短縮等労働者福祉の向上を図り、ゆとりある職業生活を形成するとうたっているのでありますが、完全失業率は総理就任直前の二・五%から毎年上昇し三・〇%に達し、最近では完全失業者は百八十万人を超す
さらに、「展望と指針」で、政策の基本方向の第一に完全雇用の達成を掲げ、そのための施策の基本として、産業構造の急速な変化に対応し、失業に対する予防的、機動的対策を充実する、新たな雇用機会を積極的に開発する、労働時間の短縮等労働者福祉の向上を図り、ゆとりある職業生活を形成するとうたっているのでありますが、完全失業率は総理就任直前の二・五%から毎年上昇し三・〇%に達し、最近では完全失業者は百八十万人を超す
最後に、経済企画庁にお伺いしたいのは、「展望と指針」の中で、「労働生産性向上の成果を労働時間の短縮等労働者福祉の向上にむすびつけ、ゆとりのある職業生活を形成する。」というふうに述べておりまして、これが実現されることが私たち大事だと思うんですけれども、実態は、今私が申し上げたようなふうに逆行しているわけですね。