2004-11-25 第161回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
今御質問のございました東南海、南海の地域の地震観測あるいは監視体制でございますが、地震の発生メカニズムが解明されておりまして短期直前予知が可能とされている東海地震とは異なりまして、東南海あるいは南海地震につきましては、当面、二つの地震の発生メカニズムを明らかにすることが極めて重要との認識でございます。
今御質問のございました東南海、南海の地域の地震観測あるいは監視体制でございますが、地震の発生メカニズムが解明されておりまして短期直前予知が可能とされている東海地震とは異なりまして、東南海あるいは南海地震につきましては、当面、二つの地震の発生メカニズムを明らかにすることが極めて重要との認識でございます。
地震予知について、前回もお伺いしたんですが、南関東地域の地震の発生の短期直前予知の技術はないという答弁だったんですが、そしてたしか、どのくらい予算を使っているんだというふうにお聞きしましたら、大学で十七億ぐらいだと、いやに少ないなと思ったんです。
南関東地域の地震予知の可能性についてのお尋ねでございますが、現在、我が国における地震予知の現状で申しますと、東海地震のようにマグニチュード八で海溝型の地震予知についてはその可能性が技術的にはございますが、残念ながら、南関東地域の地震の発生の短期直前予知の技術は現在有していないのが実情でございます。
それで気象庁本庁におきましてこのデータを迅速かつ総合的に処理しまして東海地震の短期直前予知のための監視をやっておる、常時監視体制を強化してきておるというところでございまして、今回の措置をとりましても河口湖周辺地域の地震観測には支障ございません。
これらのデータを迅速かつ総合的に処理するために、地震活動等総合監視システム、いわゆるEPOSの整備を行うなど、東海地震の短期直前予知のための常時監視体制を強化してきたところであります。
また、気象庁に集中的に伝送されておりますこれらのデータを瞬時に総合的に処理する地震活動等総合監視システムの整備を昭和六十年度から二年計画で進めているところでございまして、本システムの整備によりまして東海地震の短期直前予知のための監視強化がさらに図られるものと考えているわけでございます。
短期直前予知はやはり観測データが集中されて監視されているということが一番大事でございますので、その強化に努めているところでございます。
○政府委員(内田英治君) 今先生がおっしゃいましたように、地震活動等総合監視システムと申しますのは、今まで人間がマニュアル、いわゆる人力で総合判断していたのを、コンピューターでやれるものはいち早く計算し津波予報などを五分以内に出そうじゃないかというところのシステムでございますが、それでそのような津波予報の迅速化という、それから東海地震の短期直前予知の確度をもっとよくしなきゃならぬ、確度を向上しなきゃならぬということ
ただいま国土庁からお話がございましたように、予想される東海地震の短期直前予知、それから先ほどもお話ありました津波予報作業の迅速化、こういう二つの大きな目的に対応するために地震活動等総合監視システム及び房総沖海底地震観測システム、これらの整備を鋭意進めているところでございます。 また、気象研究所におきましては、直下型地震予知の研究について鋭意調査研究を推進しておるところでございます。
気象庁としては、想定される東海地震はいつ起きてもおかしくないという立場で短期直前予知のための監視を続けており、今後とも注意深く監視を続けてまいりたいと考えておるところでございます。
○津村説明員 気象庁は、東海地震の短期直前予知のために、ただいま先生から御指摘のとおり、地震計、海底地震計、体積ひずみ計に加えまして、関係機関の協力を得まして傾斜計、水位計等、各種観測データを気象庁にテレメーターで集中いたしまして二十四時間体制で常時監視を行っております。気象庁で観測しておりますこれらの機器には整備後十年程度経過したものも若干ございますが、現在、観測は支障なく行われております。
○説明員(河村あたる君) 気象庁は、東海地震の短期直前予知のため、地震計、海底地震計、体積ひずみ計等に加えまして、関係機関の御協力も得まして傾斜計、水位計等の各種観測のデータを気象庁にテレメーターいたしまして、二十四時間体制で常時監視を行っておるわけでございます。
それから、東海地域の短期直前予知は、関係機関の協力を得まして気象庁が担当いたしております。現在のところ、短期的に見て、直接東海地震発生に結びつくような現象は認められておりませんが、気象庁といたしましては、引き続き厳重な常時監視を続けている次第でございます。
気象庁は、東海地震の短期直前予知のための監視を行っております。関係機関の御協力を得まして、気象庁にテレメーターで集中されている東海地域の各種観測データを二十四時間体制で常時監視しております。その中には、ただいま申し上げましたような体積ひずみ計でありますとか、海底地震計でありますとか、特殊な計器を含んだ各種データを監視しております。