2014-10-16 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
あともう一つおっしゃられました短期対外債務残高以上ということなんですが、この短期対外債務というのも調べてみると、なぜかこの政府の短期対外債務というのが増えています。これが平成十五年末には六兆円だったものが平成二十五年末には五十三兆となっていますが、この短期対外債務残高というのが増えているのは、これは何なんでしょうか。
あともう一つおっしゃられました短期対外債務残高以上ということなんですが、この短期対外債務というのも調べてみると、なぜかこの政府の短期対外債務というのが増えています。これが平成十五年末には六兆円だったものが平成二十五年末には五十三兆となっていますが、この短期対外債務残高というのが増えているのは、これは何なんでしょうか。
これは適正規模というのは常に議論の分かれるところではございますけれども、国際的にも大体満期一年以内の短期対外債務残高と同額以上とか、輸入額の三か月から四か月分というような考え方もありますし、いろんな意味で金融危機以降はIMF等によって外貨準備の適正規模については議論のなされているところであるというふうに認識しております。
というのは、輸入額の三、四か月分以上であるとか短期対外債務残高と同額以上など、様々な議論はあります。様々な議論はありますけれども、国際的に定着した見方があるということではないというふうに承知をしています。
輸入額の三カ月分、短期対外債務残高の一年分、そうしたら二十七、八兆円ですよ。三分の一でいいということですよね。ただ、それでは言い切れないよと大臣はおっしゃっているし、ここで押し問答してもどんどん時間が行っちゃいますから、私は議事録に残したいというのは、ちょっと多過ぎるなと。
例えば外貨準備を、日本が必要とする輸入に係る外貨、これの何カ月分にしたらいいとか、あるいは短期対外債務残高に対する比率で論ずるとか、今いろいろな論じ方をされている方があるんですが、これが絶対的な適正水準だというものはないというふうに私は理解をしております。