1984-04-12 第101回国会 参議院 商工委員会 第5号
ただ、債務繰り延べといいますのは、御案内のように、大体中長期債権が主体でございまして、短期債権はむしろ繰り延べの対象から外される。その限りにおいては、債務国も債権国に対しては一応払ってくると、こういうのが一般的な例でございます。
ただ、債務繰り延べといいますのは、御案内のように、大体中長期債権が主体でございまして、短期債権はむしろ繰り延べの対象から外される。その限りにおいては、債務国も債権国に対しては一応払ってくると、こういうのが一般的な例でございます。
○高木(文)政府委員 長期債権と短期債権によって違いますけれども、短期債権につきましては、間もなく期末になりましても、たとえば三百八円しか入ってまいらないわけでございますし、長期の場合には、何年か先のことでございますからということで、企業会計原則のほうでその扱いをいろいろきめております。
○田中(武)委員 具体的に、いまドルですが、円を沖繩で使う、そういう問題あるいは日本の本土資本が沖繩に出ていく、その場合に外資法の壁をはずすということ、あるいはまた沖繩の県民の持つドル、言いかえるならばアメリカに対する短期債権、これをどう処理していくか、具体的にひとつ御答弁願いたいと思う。
次に、大蔵省は外貨を減らしたほうがいいと思っているかという御質問があったわけでありますが、私どもは昨年から、外貨準備というものを国民の皆さま方に見ていただきます場合に、外貨準備というのは最も流動性ある国の短期債権でございますが、これを考える際には銀行の持っております短期債務、債権もございますので、銀行の持っております正味の短期債務というものとあわせて見ていただこうではないか。
そうなると、まだ、ドルの短期債権というのですか、アメリカでは短期債務ですね、これはふえる可能性があります。そうすると、かりにアメリカの国際収支が改善されたとしても、絶えずその三百億ドル以上にのぼるいわゆるドルの短期債務が重圧になっているわけですね。そこが私は問題だと思うんです。
○説明員(平松守彦君) 当初の予算で六十五億四千五百万と申し上げましたのは、中長期の債権が三十六億七千三百万円で、短期債権、百八十日以内のものが二千五百万ドルございまして、これのうちの千三百万ドルが四十三暦年中に入ってまいったのが回収になったということで、二十八億七千二百万円を予算で計上いたして、合計で六十五億四千五百万という、こういう数字でございます。
「外貨準備とともにわが国の短期対外ポジションを形成する為替銀行の対外短期債権債務残高は本年三月末で十二億ドルの負債超過となっている。したがって今後は公的準備としての外貨準備だけでなく、これに為替銀行のネットポジションを加えた総体的なわが国の対外ポジションの推移に注目しなければならない。」と書いてある。副総裁これをお読みになりましたか、ちょっと伺いたい——お読みになりましたか。
その後、先生御指摘の二千五百万ドルの短期債権ないし現金債権といっております分が逐次回収をされておりまして、本年じゅうに回収の見込みがあることは、先ほどお答えがあったとおりでございますが、この中のどれがどこに入っているかというのは非常に不明確でございまして、その以前に行なわれました輸出についての現金債権で回収されていなかった分が、逐次回収をされているということになろうかと存じます。
○加藤(清)委員 新聞の報ずるところによりますると、この短期債権を長期に切りかえの約束がホノルル会議において行なわれたと出ておりまするが、この記事は誤報でございまするか、それとも真実でございまするか。二月九日の朝日新聞に出ているのでございます。
総理は、その際に、短期債権を長期債権に切にかえるようなことは絶対にないと言われました。特に日本のアメリカ債権は、あなたは秘密だ秘密だと言っておりまするけれども、外国紙は全部報道している。しかも、いまあなたもはしなくも言われましたように、約二十億ドルの保有外貨のうちの六割から七割までは短期債権なんです。これが凍結される。
○加藤(清)委員 それでは、今後も流動性の多い短期債権——その「ケン」は、入場券の「券」、証券の「券」ではなくして、権利の「権」でございます。よろしゅうございますか。その流動性の多い短期債権——アメリカに預けてある預金とか短期の政府債の意味でございます。それを長期に切りかえてくれとアメリカから要求があったとしても、それはいたさない、かようでございますか。
国際収支の赤字というのは、いうまでもなくアメリカの対外流動負債の増加——流動負債の増加というのは、逆に見ますれば外国のアメリカに対する短期債権の増大、それによって、アメリカが世界唯一の国としてそういう約束をしている——これはアメリカの義務ではありません、したがってやめることはできますが、アメリカの外国に負った公の流動負債に対しては、アメリカは無条件に、無制限に金を兌換しなければならないという約束が守
同時に、対外債務の累積は五十六億ドルにも達し、うち短期債務二十六億ドル、短期債権を差し引いた債務超過二十億ドルとか、これは外貨準備の総額に匹敵するものであります。さらに、このうち最も危険なユーロダラー及び自由円の合計額は七億ドルといわれ、これは何どき引き上げられるかわからぬ性質のものであると見るならば、わが国の外貨準備は極度の不安にさらされているとも見られ得るのであります。
○国務大臣(宮澤喜一君) ホットマネー、ユーロダラーについて御指摘がございましたが、月末の残高は別段減少もいたしておりませんし、他方で外貨準備には含まれておりません短期債権が十億ドル余りでございますので、この程度の外貨準備で自由化を進めて参りまして別段心配はないと考えております。 ドルの価値について御質問がございましたが、今年は上半期の米国のドルの流出はわずかに四億ドル余りでございます。
○大月政府委員 このブラジル関係の短期債権の繰り延べの関係は、パリ会議におきまして、ブラジルに対する債権者たる欧米諸国が短期債権の繰り延べをしようということをきめました。それでわが国といたしましては、やはり日伯経済協力という観点から、それに準じた意味の援助をしようということになったわけでございますが、その方法といたしましては、一つは、短期債権の繰り延べそのものをやるという方法もございます。
しかしこのほかに、御承知のように、この短期債務に見合う短期債権は、九月現在で約九億五千万ドルというものがございますので、それとの関係において、そう動くという場合にはほかのものが全部そういう形で動くということも考えられませんし、やはり一番動きやすいのはユーロ・ダラーだと思っております。
結局、総合収支のいいのは、これは短期債権の増加が主体であって、昭和三十五年度においては長期的な収入についてはほとんど見るべきものはない。
そこで、最初にお伺いをいたしたいのは、三月三十一日現在でけっこうでございますが、外貨保有量の中に占めますところのユーザンス残高、ユーロー・ダラーの引当分、クリーン・ローン、自由円その他というようなわけ方で、一つ細分的に三月末の状態を伺いたいのと、それから、昭和三十五年三月末と昭和三十六年三月末における外貨保有高の推移を、ただいま申し上げましたような長期的な債権と短期債権とに区別をして、実質的な年間における
この輸入ユーザンスというものは短期債権だと考えることは私は門違いだと思う。これは買掛金でございます。だから、今まで輸入ユーザンスが少なかったのでございまするが、二カ月、三カ月のユーザンス期間を四カ月にしたために、昨年の暮れごろからずっとユーザンスがふえております。これは買掛金でございまするから、これは輸入がどんどんふえれば当然ふえる。これはすぐ払う必要はない。
ところが、一方アメリカの対外債権等の関係で、結局アメリカが持っております対外短期債権債務の現状は、百七十億ドル程度の負債超過になっていること、これまた明らかでございます。
しかし、この場合にアメリカの短期ドル債務なり短期債権というものがかなりあると思うのですが、大体これはどれくらい——どこでもいいのですが、そちらにある資料でどれくらいの関係になっておるか、教えていただきたい。
○堀委員 それでは、私の方でちょっとわかっておるのを——これがあれかどうかあとでお調べ願いたいのですが、大体短期ドル債務が百七十三億ドルで短期債権が三十億ドルだということに伺っているのですが、その中で、短期債務の内訳の中に、日本の短期債務が十五億ドルあるということになっておるのですが、この日本の短期債務の十五億ドル、それから日本の短期債権の五億六千万ドルというのは、一体どういう格好のものなのか、ちょっと
しかし一方においては、原料とか下受金とか、あるいは受取手形等の短期債権がふえなければならぬ。こっちの方はさっぱりふえておらぬのですよ。ですから、これはバランス・シートを三カ年だけ見ると、今言ったように、資本勘定の方はさっぱりふえてないのに、固定設備の方がふえて、そして今の運転の方の流動資産がふえないで、債務の方がふえておるのです。そういうふうなバランスになっておるのです。
特に先般御提示をいただきました一般損保法につきましては、ただいま堀越氏からもお話がございましたように、企業担保、あるいは一般担保に対しまする特定担保が優先をするということ、また担保権の実行をいたしますまでは、その客体が特定しないということ、あるいは担保権の客体の包括されておりますことに対しまする短期債権が保護されないといったようなこと、あるいはこの一般担保を適用する対象が非常に広いのであるか、限定されるのであろうかといったようないろいろむずかしい