2013-06-04 第183回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
そうした中、委員御指摘のこの知的資産経営報告書を活用している金融機関があることは承知しております。こうした施策は金融機関が顧客企業の経営課題を把握、分析し、外部専門家等とも連携しながらソリューションの提案、実行支援を行っていくための有効なツールの一つになるというふうに考えております。
そうした中、委員御指摘のこの知的資産経営報告書を活用している金融機関があることは承知しております。こうした施策は金融機関が顧客企業の経営課題を把握、分析し、外部専門家等とも連携しながらソリューションの提案、実行支援を行っていくための有効なツールの一つになるというふうに考えております。
一つ例を挙げさせていただきますが、一部の信金でリレーションシップバンキング実現の手段として金融機関、企業、支援専門家の三者が協力をして、企業の知的資産経営報告書を作成する事業を行っていらっしゃいます。金融機関の中に本来の役割である目利き機能を育て、ビジネスマッチング機能を持たせるという意味で、一つのツールとして有効だと感じました。
ものづくりの我が国において、そういった技術あるいは知識が動産、不動産並みに扱えないかというところから、ここ数年、二、三年になりますが、知的資産というものが取り上げられておりまして、これは行政書士が主として取り扱っておりますが、その会社が持っているさまざまな特色、特許にしてしまいますと一般的になってしまいますので、特許化できないもの、例えば秘伝のたれなんというのもあるわけですけれども、そういったものを知的資産経営報告書
そこで、先ほど盛武さんの方から、新たな中小企業支援策ということで、特に知的資産経営報告書の御報告がございました。これは本当にすばらしいなというふうに思っておりまして、知的資産に対する公的な格付制度があれば、いろいろな低利融資等にも役に立つということで、これはぜひ我々も参考にさせていただきたいというふうに思いました。
現在でももちろん融資にこういうことを考えておるわけですが、これが具体的にビジュアルでない、見えないものですから、見えるような形で、これは知的資産経営報告書などといっておりますが、そういうものができてそれを融資に使うというようなことが実は必要ではないかと考えております。