2009-07-01 第171回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
そういう人たちがいて、そこを中心に大きなうねりができていくことによって、その大学、そこにおける人間的な営み、人間の最高のものとしての知的営みというものが言わば折り重なり合っていくと。その中心点がいたりいなかったりすることによって、どうやって熱を持ち、そこが一つの強いうねりを生み出していくことができるのか、そのことを考えていただきたい。
そういう人たちがいて、そこを中心に大きなうねりができていくことによって、その大学、そこにおける人間的な営み、人間の最高のものとしての知的営みというものが言わば折り重なり合っていくと。その中心点がいたりいなかったりすることによって、どうやって熱を持ち、そこが一つの強いうねりを生み出していくことができるのか、そのことを考えていただきたい。
それを日本がまさに率先して、国家として国際社会の中でこうした知的営みを促進することによって大きく国際社会の中に貢献しようと。その具体的なツールとして、この人間安全保障委員会というものを国からもあるいは国連からも独立した形で創設をしようという御提案をされたというふうに私は理解しているものであります。
もちろん、私だけでなく、創作活動に携わるすべての方々にとって、この法律の持つ意味は、権利法であり、知的営みを守ってくれる保護法、そういう法律であろうかと私は思っております。 著作権や隣接権あるいは人格権というものを広く普及させることによって、人がつくったものを大切にするという倫理観を社会的に育てていく法律でもある、そういうふうにも思います。
それによりますと、二十一世紀に向けて我が国が物、エネルギーの大量消費によって生み出された工業化社会の限界を克服するためには、人間の知的営みである情報、知識の自由な創造、流通、共有化を実現し、生活文化、産業経済、自然環境を全体として調和し得る新たな社会経済システムを構築していくことが必要である。
○政府委員(村山松雄君) 文化というのを人間の知的営みによる一切の生産物と解すれば、確かにあまりに広きに過ぎまして、国立劇場法案の目的の条文に掲げる文化としては適当でないと思いますが、さればと申しまして、これを伝統芸能だけに限定することもいかがかと思います。私はこれを伝統文化を含みました芸能の意味に解するのが妥当であろうと考えております。