1982-01-19 第96回国会 参議院 決算委員会 第1号
あのときもこれは通産省の矢野次官が、五十五年当時一ドル二百二十円だと。私は二百三十七円だと主張した。ところが、これも無理やり二百四十二円で強行突破。原価は公開しない。円相場はもう全然二百四十二円。おたくの次官が二百二十円と言っているのに二百四十二円で強行突破。大分それでもうけてもうけてもうけ過ぎたと、こういうことじゃないでしょうか。
あのときもこれは通産省の矢野次官が、五十五年当時一ドル二百二十円だと。私は二百三十七円だと主張した。ところが、これも無理やり二百四十二円で強行突破。原価は公開しない。円相場はもう全然二百四十二円。おたくの次官が二百二十円と言っているのに二百四十二円で強行突破。大分それでもうけてもうけてもうけ過ぎたと、こういうことじゃないでしょうか。
○柴田(健)委員 われわれは、ことしのこの国会でも、通産省の矢野次官の発言を契機というよりか、いままで日本の蚕糸業の振興は、生産農民の立場からいっても、織物業者の立場からいっても、もう少し日本の政府が節度ある価格政策と輸入政策をとってくれたらこうまで不安は起きないだろう、こういう声が強いわけでありますが、たまたま矢野発言で国会で、本委員会でも決議をしたわけですが、何としてもこの輸入というものがふえていく
先ほど矢野発言に関連して私、申し上げたので、誤解があるといけませんので申し上げておきますが、私自身は何も養蚕農家をどこへ持っていこうという考え方はないわけでございますので、もし、矢野次官がそういうことを言うならば、当然何かその辺の裏づけがないことにはそういうことは言うべきではないということで申し上げたので、私が考えておるということではございませんで、この点はぜひ誤解のないようにお願いしたいと思います
矢野次官自身もいろいろのところでこうした逆輸入、いわゆるブーメラン効果というのを強調しております、私、ここに幾つか持ってまいりましたけれども。しかも、常にこういう集中豪雨的な輸出の踏み台といいますか、犠牲が日本の農業に押しつけられてきた。
いわゆる矢野通商事務次官の発言につきまして、通産大臣から農林水産大臣に対しまして矢野発言に関しまする釈明のお話がございまして、かつ矢野次官みずから農林水産大臣を訪れまして、本発言は自分としても真意でなかった、真意でない部分については撤回すると。
○政府委員(渡邊五郎君) 矢野次官の真意とするところは、そこに掲載された記事ではなくて、その真意とするところは、問題となった部分は、生糸の一元輸入という複雑な問題の持つ解決の困難性を強調するために述べたもので、本人としては現行の法律制度をないがしろにしたり農業を軽視するような考えは毛頭ない、これが真意であるというふうに私どもも理解し、また御当人からその点についての釈明があり、かつ撤回をいたすということを
○説明員(宇賀道郎君) ただいま農林水産省からお話がございましたように、本件につきましては大臣みずから矢野次官の真意を尋ねられまして、その結果は先ほど農林水産省官房長からお答えしたとおりでございますが、その内容につきまして農林水産省にお伝えし、おわびをすると同時に、農林水産省と同日に、この内容につきまして私ども官房長から記者クラブの方にも発表し、その真意の徹底を図ったところでございます。
矢野次官の三月十四日ですか京都での発言のようですが、報道されるところによりますと、全国の絹織物産地がせめて二年間生産を全面ストップさせる、そうすれば養蚕農家は生糸が売れなくなり全滅する、その上で国際相場の中国生糸などを使って生産を再開したらどうか、しかも生産ストップの間の休業補償は通産省でめんどう見てもよい、こういう御発言をしたというふうに言われているわけです。
その要旨は、三月十四日の京都における発言について矢野次官にその真意を確かめたところ、問題となった部分は生糸の一元輸入という複雑な問題の持つ解決の困難性を強調するために述べたものである、本人としては現行の法律、制度をないがしろにしたり農業を軽視するような考えは毛頭ない、ただ、その真意が必ずしもそのまま伝えられなかったために誤解を招き、関係者にいろいろと御迷惑をかけたことは全く遺憾であり、深くおわびするとともに
矢野次官に対しましては、大臣から厳重に御注意をされたというふうに承っております。
ただ私が、たまたま繭糸価格の基準糸価決定に当たりまして、特にその点は私の談話として発表いたしまして、その中にはまあ矢野次官の発言とは書いて発表はいたしておりませんが、言外にそれを含めて、いずれにしても、養蚕農家の存亡について、養蚕農家の方々に非常に心配をされるような風潮があることは、これはもう私どもは大変そういうことはいけないので、決して心配は要りませんと、一元化輸入の問題を含めて、今後養蚕、繭業一体
本当にいま養蚕農家でも絹業家の間でも、矢野次官が発言しておる安楽死という言葉がなぜ出てきておるのですか。農政の水田利用再編対策を進めていく上からもこれはただならぬことであると私は思っているのですよ。これは役所だけで一件落着、そうはまいりませんよ。私はここで、いま二つの点を一つ一つ通産、農林各省に指摘をいたしましたが、本当に真剣になって考えてくれなければ前に進まぬじゃないですか。
そういう状況の中で御指摘の矢野通産次官の発言を見たということは、きわめて遺憾なことでございますし、農林水産大臣も、また事務局も、ともに通産省に対しては厳しい抗議をし、また矢野発言の撤回を求めてまいったところでございますけれども、通産大臣から、そして矢野次官から、ともに釈明があり、また撤回の話がございましたわけであります。
この委員会でも先ほど矢野次官の発言というものが問題になったことでありますので、これはもう毎回のように議論されておる問題でございます。日本の貿易立国、工業優先、こういう政策というものが、時に日本の農業を一方的に縮小してきたのではないか。
生糸一元化輸入の問題で矢野次官がこういう発言をしているのです。「「せめて二年間、生産を全面ストップさせる。そうすれば養蚕農家は生糸が売れなくなり全滅する。その上で国際相場の中国生糸などを使って生産を再開したらどうか」との“荒療治法”を提案、」。今日わが国の農産物が国際価格に比べてかなり高いものになっておるなんということは国民常識です。
○清水委員 どうも大臣にそう言われるとはなはだ困るのでありますけれども、もう一つは、たとえば次官の発言が意味するものを私なりに理解をする場合、矢野次官の発想の中には、たとえば絹織物業界さえ安定的に成り立っていけば、わが国の非常にすそ野の広い、しかも伝統的な民族産業とも言うべきたとえば蚕糸業、養蚕農家や製糸工場等がつぶれてもこれは仕方がないといったような発想につながるのじゃないかということを憂えるのです
三月十四日の京都商工会議所における矢野次官の発言は、私は偶然のものだとは見ていない。特にこの会合で、生糸の一元輸入を撤廃してもらわなければ絹織物業界が成り立たない、死を待つのみだ、こういうことを業界から要望されたわけでありますが、これに対する矢野次官の発言は一定の政治的な背景があると私は見ているわけであります。
○神田委員 この問題は、矢野次官が、京都の織物業者の要請にこたえまして、全産地が二年間生産を全面ストップさせたら一元化輸入制度は吹っ飛んでしまう、そしてこの一元化輸入制度をやめさせて中国の安い生糸を入れるようにすればいい、その二年間は通産省が織物業者に対しては救済の措置をとる。
○宇賀説明員 三月十四日の京都におきます京都財界人と矢野次官との懇談会の席上におきまして、ただいま御指摘のとおり、織物業界の代表の方から、織物業界の窮状を訴えまして、このままでは非常に困る、安楽死もできない、われわれとしては減産をする以外にない、それから一元輸入も問題であるというような発言がございました。
○宇賀説明員 先ほど申し上げましたように、矢野次官の発言は、たとえばそれくらいの決意を持ってやらなければならないほど問題は困難な問題であるという意味で、問題の困難性を指摘するということで、それだけの決意が織物業界にあるかという決意をただすという、むしろ問題の困難性を指摘するという形で行われておりまして、したがいまして、われわれとして、その先の補償等につきましてまだ検討したことはございません。
矢野次官からの報告によりますと、GMは従来から自由で公正な貿易を支持してきておりました、GMは売る場所で生産をするという基本方針でございます、日本の企業の対米進出はそれぞれの企業の判断にゆだねらるべきもので、米国における保護主義立法や米国生産を義務づける法案により強制されることは望ましくない。
そうしますと、あなたはおそらく、この矢野次官の発言に対して、特に企業者を前にしてインフレの危機を訴えたというそのことは、大体認められているように私は思うのですよ。そうしたら、国鉄に対してだって同じなんですよ。国鉄の場合のほうが政治的な問題はさらに大きいわけですよ。
それから、大夕張が四月に閉山発表になってから、政府から調査団が行ったのは矢野次官一回きりだと私は聞いております。いろいろ部内では検討はされたと思うのだけれども、しかしながら、炭量の問題についても、前回私申し上げましたけれども、これだけの山がつぶれるときには、炭量の調査をやってみる。もちろんそれが六月の末までに間に合うかどうか、そういうふうに私はせっかちに考えておりません。
○杉原一雄君 もう一つ、最後に、矢野次官の答弁の中で工業再配置の問題が出たわけですが、これは言うまでもなく、昨年の十月の二十日の閣議決定、その後、仕事が進んでいる。しかし必ずしも私はスムーズに、しかも受け入れ側も喜んでされているとは思わない。
○小坂国務大臣 どうも、御質問の趣旨がよくわかりかねるのですが、この矢野次官から竹内知事に出した回答書は、まず第一に、「関係市町村の理解と協力が得られるよう最善の努力を払うこと。」いま村長のお話がありましたが、これは村長を含めたことになるのでしょうけれども、村自体の了解が得られるようにということを言っておるわけであります。これは村長だけの意見というわけにはいかないと思うのです。
それを今日御列席の矢野次官のところへ案内したところが、非常に親切な取扱いを受けましてそのために地方的な人心が非常に緩和したのみならず、その結果として県営の住宅までもつくつていただくような結果になつた。こういうように厚生省の行政は、金ばかりでない。ほんとうのパブリック・サーバントの仕事のニュアンスが出るのは厚生省の仕事だ。
○穗積眞六郎君 今矢野次官からお話がございましたが、矢野次官はこの問題については非常によくこの委員会でも御強調になり、又水産委員会でも両方の状況をよく御存じなんで、実に苦しい問題になつております。又一般としても事情のあることも聞いております。どうぞ厚生省のお立場から、これら水産委員でこれらもお兼ねになつておるお立場の方、どうぞよろしくお願いいたします。