1970-07-07 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
○説明員(加藤威二君) 矢追抗原につきましては、先生御指摘のように昭和四年に東京大学の伝染病研究所の矢追博士が研究開発されたものでございますが、問題は当時より力価が非常に低いということと、一番問題なのは力価の安定性が非常に悪い、こういうことで、苗痘といたしまして使う場合には力価の安定性ということが非常に大事な問題でございますので、そういうことで、苗痘として採用することはなかなか困難であるということで
○説明員(加藤威二君) 矢追抗原につきましては、先生御指摘のように昭和四年に東京大学の伝染病研究所の矢追博士が研究開発されたものでございますが、問題は当時より力価が非常に低いということと、一番問題なのは力価の安定性が非常に悪い、こういうことで、苗痘といたしまして使う場合には力価の安定性ということが非常に大事な問題でございますので、そういうことで、苗痘として採用することはなかなか困難であるということで
しかるに、種痘ワクチンを精製する技術はすでに四十年も前に矢追博士が開発していたというではありませんか。六月二十二日の朝日新聞は「オーストリアなどでは、この技術が法制化され、副作用軽減に役立っているというのに、日本ではいまだに日陰もの扱い」して「厚生省の怠慢で、みすみす何十人、何百人もの犠牲を出している」ことに対するこの老博士の怒りを伝えております。
飯山水産庁長官なり矢追博士の例をとつて私は言つたのですが、従来公平審理で勝訴になつた人も復活させておかないで、こういう形態でどれだけ公務員の身分を保障できるかどうか。その確信をお伺いしたいのです。できなければできないといつてもらいたいのであります。 それから緒方副総理は義務制教職員と日教組とを区別しておる。こう言つておりますが、具体的にやつていることは区別しておらないのであります。
○天田勝正君 まあ他の委員各位の質問もありましようから、私は余り繰返して申しませんけれども、これはもつぱら矢追博士一個人といえばそれまでですけれども、こういうことが行われるということは、行政官庁が要するに学者の身分を保障しないという一般的な問題から出て来ておるのであつて、一体大学を出てからすでに六十になんなんとするまで、一身を研究に捧げて来た人が、ただの事務官に落される。
そうすると、よそでは自国の者を悪口を言う習慣がないものだから、日本人自体がそれほどに人格的に貶しておるのだから、これはいかんのだろうということで取止めになつた、ということを語つておるのがあるのですね、こういう例が国内でもあつて、僕が今申上げるのは、曾つて予防衛生研究所に矢追博士という人がおりまして、これは亀山会長の耳にも入れてありますから、恐らく御存じだろうと思いますが、精製痘苗などを発見されて、サムス
矢追博士の話も私だんだん思い出しましたが、学術会議自身といたしましては、科学者全体の生活とか又は学問の自由というものを守るという、そういうことはありますけれども、個々別々の人につきましては、学術会議がまあ大体それを論じないという方針なんでございます。
これは矢追博士の御研究として出ておりましたが、このBCGにまさるワクチンに対しての厚生省の御研究なりあるいは御関心はどの程度でございますか、現在のところを伺わせていただきたいと思います。
これに反し本議員は、日本における細菌学の権威矢追博士が、その半生を捧げた伝染病研究所を追われ、細菌学から引き離され、厚生省の一官吏として行政事務書類に印を押すような椅子を與えられたことに不満に堪えず、最後の手段として訴えた人事院の公開審理において、任命権者厚生大臣の代理者、総務局長というのか人事課長か何かその人物はいざ知らず、学問には内的の理解のなさそうなその官吏から、厚生省の一官吏が厚生大臣の決裁
その外に超過勤務手当に関する件が二件、その他雑件が六件ございまして、これには矢追博士の転勤問題とか、その他いろいろなものが混つております。その四十三件のうちで越年資金に関する請願につきましては、大体通覺して見ますと、すでに去年の年末手当に関することで、大体事件は片付いておるように思われますのであります。
うのでありますが、ややもすると日本は進歩が遅れだりしてもはや旧い残りのものがやはり底の中へ混つておるというようなこともありはせんかと思うのでありますが、日進月歩の今日といたしまして研究については非常に新らしい方面を取入れて、絶えず清新な純度の高い品質を市場に出すということが極めて必要でありますが、ややもするとそれが消極的になつたり、或いは進歩が停滞したりするような傾向がありはしないかと思うのであります、あの矢追博士
今おつしやつております点、例えば分限その他について研究所からの希望というものは、必ずしも妥当でないようにお考えになるという御返事がございましたが、併しそれは例えば最近に厚生省の予防医学研究所ですが、矢追博士に関して起つたような事件についても十分御研究になつておることと思うのであります。
七月三十一日の毎日新聞に掲載されました予研の矢追博士事件はその一例でございます。一学者のことをと或いは嘲笑される人があるかも知れません。併しながら瀘過性病毒の世界的権威者を極めて不明確な無根な理由によつて馘首いたしました林厚相が、又やがては日本が後悔するときが来たるであろうと警告申上げて置きます。
すでに皆様のお手許に陳述書が届いておることと思いますが、厚生技官矢追秀武氏が予防衛生研究所から厚生省予防局防疫課に勤務を命ぜられたことに関し、予防衛生研究所瀕過性病毒部代表多々谷勇氏より、矢追博士が再び予防衛生研究所の研究室にもどることがでるように御協力願いたいとの提訴が委員長あてにありましたので、八月二十二日本委員会の理事会を開き、厚生当局の説明を求めましたところ、何ら学閥関係はなく、單なる個人の
それから皆さんのお手元にも届いていることと思いますが、矢追博士の問題について関係の同僚の方々や、その門下の方々から陳情をいただいておりますが、事個人の身分に関する問題とも考えられますので、委員長の方でこの問題の取扱い方についてしかるべく御善処願いたいと思つております。
紹介されておる委員長もすでに體驗されておることと思うのでありますが、この酵素菌のことについては、深野博士の挺身的確究があり、その他帝大における矢追博士、あるいは佐野井、久保田理學博士等の非常な賞讚を得て、この研究を慫慂されておられるのであります。
玄米食を主張しておる二木博士、或いは矢追博士とか、その外私はこれに関する研究は随分多くの学者に就いてやりましたが、玄米食に限つたわけじやないけれども食物を良くすれば非常にいい、殊に玄米食なとがいい。日本人は脂肪質が足らんことが大きな原因でありますというようなことも聞いておりますし厚生省などがこれを科学的に研究して、しつかりとしたことを國民に示して貰いたいと思つておるのであります。