1985-06-19 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第7号
○矢崎政府委員 その点も含めまして、どの程度の探知能力があるかという点も全体として今後の技術的な詰めの対象でございます。
○矢崎政府委員 その点も含めまして、どの程度の探知能力があるかという点も全体として今後の技術的な詰めの対象でございます。
○矢崎政府委員 五九中業は現在防衛庁内部におきまして作成の作業中でございますので、具体的な事業について現時点で個別に具体的な結論を申し上げ得る状況にはございません。
○矢崎政府委員 ただいまの海上保安庁からの不審船舶に関する情報を入手いたしましてから、P2Jを使いまして二十六日の未明から二十七日の未明にかけまして監視活動を実施をいたしました。出動いたしましたのは延べで五機でございます。
○矢崎政府委員 ただいま御指摘のような報道があったことは私どもも承知いたしておりますが、先ほど申し上げました海上自衛隊のP2Jによる監視活動の結果としてそういった事実を把握しているということは全くございません。
○矢崎政府委員 その辺がまさにこれからの作業の詰めのいかんによるわけでございまして、現在のところどの程度とういうふうにいくかということは具体的には申し上げられないと思います。
○矢崎政府委員 ただいま御指摘の自衛隊法八十条でございますけれども、自衛隊法の八十条におきましては、自衛隊の全部または一部に対しまして防衛出動あるいは治安出動の命令があった場合におきまして、特別の必要があると認めるときに、内閣総理大臣は海上保安庁の全部または一部を統制下に入れることができる、こういう規定を置いておるわけでございます。
○矢崎政府委員 ワンセット約二十八億円でございます。
○矢崎政府委員 その点につきましては、やはり海上という一つの大きな土俵の中でのいろいろな治安維持活動という分野を、いかに効率的に進めていくかという問題ではなかろうかと思うわけでございまして、防衛出動等が命ぜられた場合におきます事態というものを考えますと、やはり海上において活動をする組織といたしまして海上自衛隊の部隊もあるわけでございますし、他方において海上保安庁のいろいろな組織に属する船舶等もあるわけでございますが
○矢崎政府委員 今御指摘の「特別の事情」と申しますのは、やはりその具体的な事情に応じまして、個々に判断をせざるを得ないのではないかなというふうに考えておりまして、一概にこうだというふうに申し上げにくい分野ではないかと思います。
○矢崎政府委員 今回の条約の趣旨は、まさに海上における救難活動の円滑、適切な実施を目的とするものであるというふうに理解をしておるわけでございます。他方、防衛庁が防衛力整備を進めておりますのは、まさに日本の防衛のための活動でございます。両者は、別の問題ではなかろうかというふうに考えておるわけであります。
○矢崎政府委員 第二点について私からお答えを申し上げます。 五六中業におきましては、ただいま御指摘ございましたように、航空救難に係ります指揮系統の合理化を図ると同時に、端末空輸態勢を確立したい、こういうねらいを持ちまして部隊の再編整備を計画いたしております。
○矢崎政府委員 三沢への米空軍のF16の配備につきましては、五十七年六月ごろに在日米軍司令部を通じて説明があったわけでございますが、その目的は、極東における軍事バランスの改善に努め、米国のコミットメントの意思を明確にすることにより、日米安保体制の抑止力の維持向上を図ることとするということでございまして、日本国政府といたしましても、そういったことが我が国の日米安保体制の信頼性の維持向上につながるということを
○矢崎政府委員 日米共同作戦計画の研究は、御承知のように、ガイドラインの基本的な枠組みの中で実施をされているわけでございます。これは日本が有事の場合に、日本防衛のために自衛隊と米軍が有効適切な共同対処行動をとるための研究をしているわけでございます。
○矢崎政府委員 一般的に申し上げまして、こういったC3Iの機能を充実をしていく必要性はかねてから私どもが防衛力の整備の中で重視をしてきた問題でございまして、そういう考え方は従来と特に変わっていないと思います。
○矢崎政府委員 五九中業で具体的にどうするかはまだ検討中でございますから、本件を具体的にこうするというふうにまでは申し上げられませんが、この空中給油機能の問題を今真剣に研究しているということは申し上げておきたいと思います。
○矢崎政府委員 御指摘のように戦闘機はF15ですと百億円以上もする非常に高価な航空機でございますので、そういったものが被害から守られるための施設ということについて私どもも十分に配慮しなければいけないというふうに思っております。そういう観点から現在北方の基地を中心としてこの整備を進めているわけでございますし、今後ともそういった努力は続けていきたいというふうに考えておるわけでございます。
○矢崎政府委員 ただいま御指摘のシェルターにつきましては、ここ数年来整備を進めてきているわけでございまして、六十年度の予算で計画をしております分が完成をいたしましたいわゆる六十年度完成時勢力ということで申し上げますと、三十三機になる見込みでございます。
○矢崎政府委員 陸上自衛隊の定数は十八万人でございますが、現在の充足率は年間を通じて平均しますと、大体八六%強というような状況になっております。
防衛庁が出し渋っているところの空白の時間帯、ここのところで大出さんは、進路の目標、方向を変えたと交信テープにあると、その目標を変えたということについて矢崎政府委員もその点は答えております、目標を変えたということを。進路を変えたこと、それから高度を変えたことという事実ははっきりとあるのです。
○矢崎政府委員 私から、まず第一点の交信記録の点をお答えさせていただきたいと思います。 繰り返しお答え申し上げておりますように、大韓航空機がソ連機に攻撃を受け撃墜された前後の様子を示す交信記録は、以前公表したものがすべてでございます。御指摘の午前三時二分十一秒から三時五分十四秒の間というものには私どもがキャッチした交信記録はございませんので、そのまま公表をした次第でございます。
○矢崎政府委員 ちょっと、お尋ねでございますので今ここに資料を見ながら……(大出委員「三時九分」と呼ぶ)三時九分ですね。三時九分で目標は方向を変えた、目標は当方の左方八十度というのはございます。あとちょっと見ておりませんが……(大出委員「それだけでいい、あとはありません」と呼ぶ)とりあえずそれだけお答えさせていただきます。
○矢崎政府委員 F1は、現在六十年度の完成時勢力で申し上げまして手元の数字で申し上げますと六十八機でございまして、三沢に配備をいたしておりまして、この目的とするところは対地支援戦闘機能を持たせるということでございます。
○矢崎政府委員 お尋ねの趣旨がどういうことでございますか、あるいは明確に理解してないかもしれませんが、先ほど申し上げましたように即応体制の向上という面では能力が充実をしていくという面があることは事実でございます。
○矢崎政府委員 お答え申し上げます。 御指摘のF4ファントムの試改修の問題でございますが、これはもう先生かねてからしばしば御指摘いただいている問題でございまして、私どもただいまはF4ファントムの延命とそれから能力向上についての試改修をやっている段階でございまして、ようやくそのテストをしつつあるというのが現状でございます。したがいまして、現在の段階ではこの成果がまだ出ておりません。
○矢崎政府委員 お答え申し上げます。 これは通常の電話の回線、それからファックス、テレタイプという種類で考えているわけでございます。
○矢崎政府委員 刑特法の問題ではないように思っております。
○矢崎政府委員 差し控えさせていただきたいと思います。
○矢崎政府委員 ただいまの御指摘の点は、昨年も御質問がございましてお答えをした経緯がございますが、現在そういったことで空中給油機の問題について具体的な計画を持っている段階ではございませんので、まだそういった大綱との関係がどうかというふうなことを詰めているということはございませんので、全くその点については検討をいたしておらないわけでございます。
○矢崎政府委員 お答え申し上げます。 硫黄島の基地は、現在、海上自衛隊及び航空自衛隊の航空機の移動訓練用の訓練基地として整備を進めているわけでございまして、現在そういった、先生御指摘のような作戦用の基地として整備をしていくという考えは持っておりません。
○矢崎政府委員 先ほども申し上げましたように、五九中業の中の個別の問題については、まだ何ら申し上げ得る具体的な問題はないということでございまして、そういうことで御理解を賜りたいと思います。
○矢崎政府委員 我が国は、御承知のように、アメリカの核抑止力に依存をしているわけでありまして、したがって、我が国が有事の場合に、核装備をしているかもしれない米軍部隊と自衛隊が共同対処行動をとる、我が国に対する武力攻撃を排除するために公海において共同対処行動をとるということは、これは当然あり得ることだと思います。
○矢崎政府委員 お答え申し上げます。 非核三原則というのは、我が国の政策といたしまして、核兵器をつくらず、持たず、持ち込ませずということでございまして、持ち込ませずというのは我が国の領域に持ち込ませないということでございますので、ただいま御指摘のありました公海の問題は、また別の範疇ではないかというふうに思います。
○矢崎政府委員 お答え申し上げます。 ただいま先生御指摘の書類がいかなるものであるか、私ちょっとよく存じ上げませんが、ガイドラインに基づく研究の性格は、先ほど申し上げたことで間違いはございません。
○矢崎政府委員 現在の政府としての防衛力整備の基本的な考え方は、「防衛計画の大綱」に定める水準をできるだけ早く達成したいということでございます。
○矢崎政府委員 運輸省の航空管制当局から異常の通報ということで、防衛庁の方へ入間の航空自衛隊のRCCに異常の通報がございましたのが午前四時五十六分である、それ以降レーダー航跡等の調査を始めたという事情がございます。
○矢崎政府委員 繰り返しになりまして恐縮でございますが、先ほども申し上げましたような理由で、実際にそういう地上からの交信というものをとっておりませんので、この点はお許しをいただきたいと思います。(発言する者あり)
○矢崎政府委員 お答え申し上げます。 御指摘の問題につきましては、先般来当委員会におきまして種々御議論がございまして、その経緯を踏まえまして理事会において協議をしていただいているものと承知をいたしております。私どもの考え方は、先ほど来御説明申し上げておりますように、この研究内容自体は非常に機微にわたるものでございますので、これは公表をしないという考え方を持っております。