1953-08-06 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第31号
それから睡眠鉱区が相当方々にあるというお話でありますが、将来何十年か先には手をつけざるを得ないという鉱区を持つておる鉱業者はかなりございます。
それから睡眠鉱区が相当方々にあるというお話でありますが、将来何十年か先には手をつけざるを得ないという鉱区を持つておる鉱業者はかなりございます。
そのために、たとえば日本の鉱区が非常に古くなつているので整理統合もしなければならぬ、あるいは睡眠鉱区の開発もしなければならぬとか、あるいはそのために起つた鉱害問題の処置に困るとか、あるいは保安の問題が困るとか、そういうことで部分法ばかり出して整理に困るというようなことを次から次にやつておられるのですが、どういうわけで根本的な改正を、あれほど人を騒がせて、労を費してやつていながらやらないのか、その点を
たとえば当時非常に問題になつたのは、鉱区の整理統合の問題、睡眠鉱区開発の問題、あるいはよつて起る賠償上の鉱業被害の部分的な問題についてやらなければならぬということが、それぞれ審議の中心になつておつたのであります。そういう点はちつとも取入れられていない。たとえば鉱害の問題では、臨時鉱害、特別鉱害と出たが、具体的な解決に当つては、その事業にちつとも着手されて行かないじやありませんか。
○加藤(鐐)委員 どうも私は重点生産によつて中小炭鉱が大いに努力して今度中小炭鉱には睡眠鉱区がない、大きい石炭鉱業に睡眠鉱区がある。そういう点に対する認識と対策をお伺いいたしたいのであります。