1961-04-01 第38回国会 参議院 運輸、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号
○政府委員(伊藤繁樹君) 私どもの調査によりますと、石灰石の平均輸送距離は七十一キロでございまして、着駅渡し価格が五百九十円で、トン当たり平均運賃が三百三円でございますので、運賃の着駅渡し価格内に占める比率は五一%でございますが、これが平均輸送運賃が三百三円から三百四十九円に上がる計算になりますので、運賃の増額分を着駅渡し価格で割りました、つまり出荷額の増加分は七・八%でございます。
○政府委員(伊藤繁樹君) 私どもの調査によりますと、石灰石の平均輸送距離は七十一キロでございまして、着駅渡し価格が五百九十円で、トン当たり平均運賃が三百三円でございますので、運賃の着駅渡し価格内に占める比率は五一%でございますが、これが平均輸送運賃が三百三円から三百四十九円に上がる計算になりますので、運賃の増額分を着駅渡し価格で割りました、つまり出荷額の増加分は七・八%でございます。
○西山説明員 ただいまお話の中に、多少誤解もおありのように考えますので、一言申し述べさせていただきたいと思いますが、五百九十余円の価格が適正であるということを先般来申し上げておりますのは、メーカーが現地の着駅渡しの価格のことをさしているのでありまして、先程末端価格についてはなお現在調査中でありますと申し上げましたのは、それはまた別の価格でございますので、その点は御了承いただきたいと思うのであります。
これは着駅渡しの価格であります。ところが昨日でしたか、井手先生から着駅渡し五百四十四円ぐらいで出るものがあるという御意見でございましたので、さらに私ども手持ちの資料についていろいろ調査いたしましたけれども、十分納得いたしかねる点がございまして、できますならば、その五百四十四円という価格の製品はいずこのメーカーのものであるかお聞かせを願いまして、それについてもなお調査を重ねたいと考えます。
○渡部(伍)政府委員 十貫詰めにしまして三十年度の価格は消費地着駅渡しで塩化カリで元卸として七百七十円、卸として七百八十五円、小売りが八百十五円、これは五八%の含有のものの価格であります。含有の成分が変りますと一%につき十円の格差をつけております。
われわれが伺いますところによると、大体生産地から消費地へ送りました場合は、その着駅渡しでもつて卸業者に引渡しておる。政府が直接それを引取つて自分の倉庫へ入れておく。それで政府からの配給指令によつて倉庫から出して卸業者を通して配給するとなつていないのであります。