2009-07-06 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
あるいは、先ほど揺さぶり症候群ということがあって、多分それが一番重要なポイントだろうと思うんですけど、一部のPICUの先生に聞きますと、例えば揺さぶり症候群であっても、眼底所見をちゃんと診ることができるスキルがあれば、これはかなり、ほぼ確実に診断ができるという言葉もあります。
あるいは、先ほど揺さぶり症候群ということがあって、多分それが一番重要なポイントだろうと思うんですけど、一部のPICUの先生に聞きますと、例えば揺さぶり症候群であっても、眼底所見をちゃんと診ることができるスキルがあれば、これはかなり、ほぼ確実に診断ができるという言葉もあります。
それから、二番目のアビュースというか虐待のことでございますが、シェーキングベビーに関しては確かに眼底所見は非常に重要な所見でございます。そのほかにやはり親が一番言うのは、階段から落ちたとか過ってふろに落ちたとか、そういう形で言ってくるわけですね。ですから、私どもはそこは検証できないわけで、そういった意味での虐待もかなりあります。
○政府参考人(外口崇君) 研修医の診療能力につきましては旧制度と現行制度を比較した調査がございまして、アンケート調査でございますけれども、現行制度導入によりCTやMRIによる診断を始め、創傷処置、気管挿管、骨折の鑑別診断、眼底所見の判断等の基本的な診療能力が向上したと考えられ、ショック、老年症候群等の経験症例が増加したという結果が得られており、一定の成果が得られていると考えております。
以上、このような問題につきまして、少し資料として、私たちが眼底所見の検診をいたしましたものを持っておりますので、もし時間等がありましたならばお目にかけたいと思います。 以上、たいへん時間を超過いたしましたが、私の報告を終わりたいと思います。
それから問題になります後遺症につきましては、専門家の小児保健学会から御答申をいただいた内容によりますと、現段階における所見、たとえば眼底所見でございますが、眼底所見あるいは肝臓障害などが後遺症となり得るかどうかということはまだ断定し得ない。従いまして今後経過を見ていただくということになっているわけでございます。
○公衆衛生局長山口正義君 後遺症につきましては、私、先ほど簡単にお答え申し上げておいたわけでありますが、小児科学会からの御答申によりましても、現段階における所見、たとえば眼底所見、肝臓障害が後遺症となり得るかいなかは、まだ断定し得ないという専門家の御意見であります。従いまして、現在それから大部分の患者の方は治癒の状態にあるという御報告が来ているわけでございます。