1994-06-07 第129回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
その他三十一年前や二十六年前に製造されたもので、真空管方式で保守部品が入手困難という代物がずらっとそれぞれの研究室に置いてある。 こういう中で努力をして、それこそ大和魂だ、あるいは名人芸だと言って奮闘しておられる先生のお姿を笑いながら聞いておったのですけれども、笑えない話になってくる。
その他三十一年前や二十六年前に製造されたもので、真空管方式で保守部品が入手困難という代物がずらっとそれぞれの研究室に置いてある。 こういう中で努力をして、それこそ大和魂だ、あるいは名人芸だと言って奮闘しておられる先生のお姿を笑いながら聞いておったのですけれども、笑えない話になってくる。
確かにVHFの全真空管方式の送信機というものは昭和三十年代前半に設置されたものでございまして、これは四十二局所あったわけでございますけれども、これも各年度の事業計画で御説明申し上げましたように、四十年来から老朽の著しい放送機の取りかえを進めてまいりまして、五十二年度当初におきまして三十局所ございましたという年鑑にあったものは五十五年度でもって全部老朽取りかえは完了しております。
ちょっと念のために聞いておきますけれども、いまカラーテレビで真空管方式のものは、電圧が上がるといわゆるレントゲン線が出ますね。どういうことになっておりますか。これはどういうふうにされておりますか。これは一般家庭の聴視者の問題でもある。この実態をどなたか知っていますか。
もう一つは、メカニズムが若干違うようになってくると思うのですけれども、要するにオールトランジスタ・カラーテレビということになりますと、真空管方式よりもはるかに安くなるという条件があるらしいのです。私はしろうとだからよく知らぬが、専門家の言うところではそうです。トランジスタを使ったほうが、真空管を使ったよりもはるかに安い。