1997-11-19 第141回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
タンク熱特性試験設備は、真空槽の中に置いた供試体を加熱、冷却し、その供試体が正常に機能することを確認するものであり、これまで、HⅡロケット用衛星フェアリング等の熱特性試験を行ってきました。今後は、機構部品要素試験の実施を検討しているということでした。
タンク熱特性試験設備は、真空槽の中に置いた供試体を加熱、冷却し、その供試体が正常に機能することを確認するものであり、これまで、HⅡロケット用衛星フェアリング等の熱特性試験を行ってきました。今後は、機構部品要素試験の実施を検討しているということでした。
約二カ月間テストいたしまして、そのうちの二チャンネルにつきましては全く問題なく正常に試験が行われたわけでございますが、Bチャンネルというところに使っておりますTWTにつきましては若干特性の不安定さが見られましたので、これはほかの二チャンネルの試験を先行することにいたしまして、その後真空槽から出しましていろいろ点検したわけでございますが、やはりある特定な温度範囲で少し特性が不安定になるところがあるというようなことがございましたので
これを真空槽の中に入れまして衛星が軌道上で受けると予想されます温度条件、これは高温の場合、それから低温の場合、それから太陽が当たらなくなりましてうんと温度が冷える――食の場合と言うのでございますが、この三つのサイクルで中継器を軌道上と同じような状態で動作させる試験でございます。
故障の点は」と呼ぶ) 衛星につきまして申し上げますと、地上でできるだけの試験をいたしまして、たとえば真空槽に入れたり振動試験をやったりというような試験を十二分にやりまして、まず使用していただくのに差し支えないだろうというところまで万全の注意を払って製作をいたしました。
そこでラムダ4T一号機の実験のあとで、こういうものの推定を、計算と、小規模ではありますが、実験をやりまして、そしてまずその第三段の残留推力に関しては、真空槽の中で、小さなロケットを燃やしたものを使いまして、その程度をはかります。
真空槽の小さなものの中でやりまして、時期的にもラムダ4Tの実験からラムダ4Sの実験までそう長い期間があったわけではございませんし、これが不完全なものだったというふうに思っております。そのために、それに基づいて予測したことが実際の場合と違っていたのだというふうに考えております。
こういったものを整備してまいりまして、最終の年にでき上がりますものはバリスティックレンジ、それからデータ処理装置、真空槽、あるいは検査設備、工作設備、こういったものが最後の年次まで一応かかってできる、こういう計画になっております。