1953-03-10 第15回国会 衆議院 文部委員会 第17号
それと同じように、文部大臣の言葉の足る足らぬ、あるいは事の善悪は別にいたしましても、今日教育勅語の真理論をやられました、この事柄は、同じように純真無雑な子供の気持の中に何かの迷いというものを与えるのじやないか。それなら一体だれが被害をこうむるか。それは全国の子供を持つ親であろう。
それと同じように、文部大臣の言葉の足る足らぬ、あるいは事の善悪は別にいたしましても、今日教育勅語の真理論をやられました、この事柄は、同じように純真無雑な子供の気持の中に何かの迷いというものを与えるのじやないか。それなら一体だれが被害をこうむるか。それは全国の子供を持つ親であろう。
このたびの義務教育学校職員法案という、こういう性格の法律案が上程されます以上、必ず上程者である文部大臣のいわゆる教育観あるいは道徳観というようなものが背景になつておるだろう、何らかそういう一つのお考えがなければこういう法律案は出ないということから、私はその方面のお尋ねを申し上げまして、たまたま教育勅語の真理論に対する大臣の御発言は、私はこれはゆゆしき問題だからお取消しになつてはいかがですか、御意思がおありになるかなりませんか