1990-06-12 第118回国会 参議院 文教委員会 第5号
以上のように、今回の先端科学技術大学院大学の設置は、真理探究と国民のための教育研究の推進という大学の本来的任務に反し、財界とりわけ特定企業に奉仕する大学院設立を認めることになり、反対であることを指摘して討論を終わります。
以上のように、今回の先端科学技術大学院大学の設置は、真理探究と国民のための教育研究の推進という大学の本来的任務に反し、財界とりわけ特定企業に奉仕する大学院設立を認めることになり、反対であることを指摘して討論を終わります。
案文の起草に当たりましては、大行天皇が御在位六十有余年を通じてお示しにならせられた世界平和と国民の幸福増進への御信念、それを実現するために御精励にならせられたお姿、御学問研究を通しての真理探究の御熱意、国民の敬愛の的であらせられた御誠実なお人柄などをおしのび申し上げながら、国民の至情を代表し、全議員の哀悼の誠意をあらわすべく慎重に協議をいたしました。
あくまでも私の個人的な考え方だというふうに御理解をいただきたいのですが、正直に申し上げて、大学に進むという高校生といいましょうかそうした気持ちは、学問の真理探究をしていきたいという気持ちも、もちろんあるだろうと思いますが、やはりいまの社会から見て、大学を出ておけばと、そういう空気の人たちが多いのではないか。
これは一体何しているのかということを想像しますと、いろいろな想像が成立するわけでございますけれども、どうも自由な学園の真理探究の教育というものを本腰にやっている学校なのかどうなのかということが非常に疑われてくるわけでございます。 そこでもう少しお尋ねしておきますが、この学校法人の寄付行為を見てまいりますと、五人の理事の中に剱木という参議院議員も入っている。
石橋総理はその施政方針の演説の中で、特に青年の自主独立の思想、真理探究の努力をすべきであるといって、非常に青年に呼びかけ、その施政方針の終りには、青年と会ってひざを交えて話し合っていくというようなことを言われております。
私は学術尊重の立場に立つて、浅間火山の全地域を一つの大きな自然の実験場として、真理探究に一生を捧げる学者の苦心と、その業績につきまして、外務大臣、文部大臣、大蔵大臣その他の関係の閣僚並びに同僚の委員各位に訴えたいと存じますので、はなはだ恐縮でありますが、二、三分の間特にこの問題について述べることのお許しをいただきたいと思います。
志田委員 あなたはきらめて安易な考え方、見方をしているように私は受取れる、きわめてノーズロースな考え方じやないかと私は思うのですが、あなたは先ほどから、学者は真理を研究するのだ、冷静な批判で判断を下すのだということを言つておりますが、そういう学者の真理を研究するという立場におきましても、国家の発展のためであるとか、国家の安寧秩序を守るためであるとか、あるいは乱すようなことがあつてはならぬというような、真理探究
従つて学内において如何なる教育が施され、如何なる講義が行われようが、これはいわゆる真理探究の自由でありまして、これに対しましては、私は如何なるものもこれを干渉することはできなかろう。これは憲法に認めるところであろうと考えるのであります。
模倣主義教育、そこには真理探究の自由教育が否定され、師弟の道に忠実なる曲学阿世の徒が世を横行いたしまして、これがこの度の戦争へと追いこんだのではないかと考えられるのであります。教学の観念に立脚した教育は、さらに立身出世主義の教育となつていつた。教師は教壇から生徒に、郷里に錦を飾れと教えた。かくて学問は、立身出世の手段と考えられるに至つたのであります。