1958-04-23 第28回国会 参議院 農林水産委員会 第37号
本国会になって、日ソ漁業問題、海洋法会議問題、オーストラリヤの真珠採取制限の問題、李ラインの問題、アリューシャン海域の問題、米国、カナダの海域の問題等々、この農林水産委員会においては、重大な問題をかかえているのに、総理大臣も外務大臣も、一度も末席に御出席にならないということは、私はどうかと思います。
本国会になって、日ソ漁業問題、海洋法会議問題、オーストラリヤの真珠採取制限の問題、李ラインの問題、アリューシャン海域の問題、米国、カナダの海域の問題等々、この農林水産委員会においては、重大な問題をかかえているのに、総理大臣も外務大臣も、一度も末席に御出席にならないということは、私はどうかと思います。
さらにオーストラリアとの問題は、御承知の通り真珠採取法というもので制限されまして、そして日本の漁船がオーストラリアのあの大陸だなにおいて活動できない。この問題については、へーグの国際司法裁判所に日本側が訴えることを要請したのに対して、オーストラリアもこれに同調したにもかかわらず、今もってこの国際司法裁判所がこれを取り上げて、判決までに至っておらない。
○松尾(泰)政府委員 御指摘のように真珠採取あるいは養殖の沖繩への投資が若干許可されておりまするが、率直に申しまして、その詳細な理由は実は私も知らないのでありますが、従来法律関係におきましては、沖繩という地域は、いわば特殊の地域でありますので、いわゆる外国扱いをいたしておらぬのであります。
日豪漁業問題、これはアラフラ真珠採取業、これはもともと日本が開拓した真珠採取業でございまするししますが、今は豪州の方がやはり自分のところの自国の漁業許可による拡大をはかりまして、日本の進出を防止したいという意欲がはっきり現われております。それで国際裁判に日本側では出そうということに外務当局と農林当局が相談いたしまして、手配中でございます。
その点について水産庁の行き方は一体どういうふうなところに心構えを持つておるか、これは昨日ですか今日ですか知りませんが、私ちよつとこの席上お見えになつておる新聞社のおかたにお聞きするところによりますると、UP通信では例のアラフラ海の真珠採取の問題ですね、四月に濠洲側のほうから特使を日本へ派遣いたしまして、そういつた操業の問題についてとくと相談したい、それまでは如何なる理由があろうとも立入りは禁止する、
最近アラフラ海への真珠採取の出漁というようなことで、まことにけつこうなことと思いますが、これに関連いたしまして、二月四日の新聞紙上に廣川農林大臣は、この真珠の買上げをする公社を設けるというようなことをうたつております。そういう点について長官は御存じであるかどうか。またそういうような話合い等があつたのかどうか、この点を承つておきたいと思います。 それから三六の水産研究所予算でございます。
○秋山俊一郎君 拿捕問題以外に関連したアラフラ海の問題ですが、今アラフラ海の何が出ましたが一カ月か、一カ月半ほど前の新聞に、たしかアラフラ海の真珠採取は許されたような記事があつたと思いますが、その辺の経緯はどうなつておるのでありましようか。誤報でありましたか、或いはそういつたようなことが実際あつたものか、これについては非常に業者は関心を持つておりますから…。