1989-11-14 第116回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
だから、眞木審議官の発言もありますけれども、ECとしてははっきりしているのは、今の共通農業政策の骨組みに触れられるのは絶対困る、こういう態度であると思います。ECにとりまして、共通農業政策はEC統合に向けての根幹をなすものであって、この政策には手をつけさせないというのが基本だと思います。
だから、眞木審議官の発言もありますけれども、ECとしてははっきりしているのは、今の共通農業政策の骨組みに触れられるのは絶対困る、こういう態度であると思います。ECにとりまして、共通農業政策はEC統合に向けての根幹をなすものであって、この政策には手をつけさせないというのが基本だと思います。
先般眞木審議官から本委員会で話がありまして、ヨーロッパにおいては域内の農業を守るためには、輸入については輸入課徴金、輸出については輸出奨励金、こういうものを出してちゃんと農業を守っておる。アメリカ自体だって価格支持制度というものをつくって大体四兆ぐらいの金を使ってやっているじゃないですか。日本だって、それは国内においての農業を守るためには当然一定の保護をするのは当たり前の話なんだ。
○羽田国務大臣 今眞木審議官の方から御説明いたしましたのはまさに一般的に各国がとっている措置でありまして、それでは各国の農業がそんなにみんなあれしているのかというと、そうでなくて、むしろ大きければ大きい地域においてはもっとつらい厳しい状況が生まれてきておるということが言えるのじゃないかと思います。