1971-12-22 第67回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
埼玉県内を縦貫しております国道四号線並びに十七号線などは、東京、東北、上越を結ぶ幹線道であるために、年々、県内車両はもとより、県外通過車両の著しい増加に伴って、交通事故も全国上位を占めるくらいに激増するかたわら、市街地における交通渋滞など、悪化の一途をたどっている実情であります。
埼玉県内を縦貫しております国道四号線並びに十七号線などは、東京、東北、上越を結ぶ幹線道であるために、年々、県内車両はもとより、県外通過車両の著しい増加に伴って、交通事故も全国上位を占めるくらいに激増するかたわら、市街地における交通渋滞など、悪化の一途をたどっている実情であります。
県知事から、県下の交通事故の概況及びその対策についての説明によりますと、県下の主要幹線道路として国道二号線、同九号線、また百九十一号線、山陽の工業都市を結ぶ国道等がおもなものであり、交通事故の特徴として県外通過車両による事故が多いこと、歩行者事故が減少傾向にある反面、車両相互の事故が増加していることで、これら対策としては、交通安全施設整備事業による安全施設の整備をはじめ、市町村における組織体制の整備