2005-04-26 第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
その他の県につきましては、地元の最上級等級の業者が数千万から一億円以上の金額の工事にも参加できるというふうに位置づけられておって、県外大手業者というのは大規模な工事等にのみできるということで、なかなかその他に参加するのは難しいという制度になっていると思っております。
その他の県につきましては、地元の最上級等級の業者が数千万から一億円以上の金額の工事にも参加できるというふうに位置づけられておって、県外大手業者というのは大規模な工事等にのみできるということで、なかなかその他に参加するのは難しいという制度になっていると思っております。
それは、そこに納税、税金が入るわけですから、県外大手さんが取りますと税収は上がってきません。
この工事は、県外大手とそれから新潟県内のいわゆる田中系企業、それから越山会系企業とで九一%を受注している。区分不明並びに無色透明、あるいは他の系統というのはわずかに九%しかなかったということを申し上げた。
全国的にセメントが不況でございますし、沖縄県内の需要も落ち込んでおるということが最大の原因だと思いますが、県外大手企業との競争の問題もあるのではないかというような御指摘もあるようでございまして、現在その辺の事情をよく調べまして必要な対策を講ずるということを考えております。その点についての要望はいただいております。
このうち県外大手への発注は二件、一億九千十万円で、率にして五%であります。次に、田中系及び親田中系への発注十五件、八億九千八百九十万円、これは二六%です。越山会系企業への発注四十件、十七億九百五万円で、これが四八%を占めます。したがって、大企業と田中系・親田中系と越山会系を合わせますと、実に二十七億九千八百五万円、七九%、八割に達してしまうのですね。
第一グループは県外大手と県外大手のジョイントで、これが三十四件、九百二十九億ですね。次が、県外大手と田中系または親田中系のジョイント、これが十二件で二百六十六億であります。第三グループが、田中系及び親田中系同士のジョイントでありまして、これが三件、四十五億であります。締めて一件十億円以上の関越自動車道の工事は大手と田中系及び親田中系で一〇〇%受注しているというのがまさに実態なんですね。
全体で五十二億三千万の工事のうち県外大手、県外大手というのはほとんどが資本金一億円以上の大手でありますが、これが約四十億、七六%をとってしまうわけなんですね。県内の地元の中小というのはわずかに八億にすぎないのであります。件数はなるほど八十六件、多いように見えますが、金額はわずかにそういうこと。
同公述人は、九州建設業の実態は、公共工事依存度の高い土木専業者、中小建設業者及び住宅専業者は、政府の景気てこ入れを受けてある程度の刺激効果を受けつつあるようであるが、これに反し、元来民間工事を多く施工してきた地場上位と県外大手の業者は、いまだ工事量不足により不況から脱出できずにおり、全体の足を引っ張っている形となっていること。