1987-10-15 第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
そして神奈川県は、今私が指摘したように、最近では五十九年十月九日もこの改定を申し入れて、こういう契約を解消して、今度は神奈川県の県営上水道条例に基づいて米軍に給水するようにしたい、こう言って申し入れている。ところが米軍は拒否している。
そして神奈川県は、今私が指摘したように、最近では五十九年十月九日もこの改定を申し入れて、こういう契約を解消して、今度は神奈川県の県営上水道条例に基づいて米軍に給水するようにしたい、こう言って申し入れている。ところが米軍は拒否している。
各自治体は、こういう計画の中で必死になって企業を誘致するために、例えば広島でありますが、日本一安い土地だと言って売り物にしたり、あるいはまた工業用水道を一立米二円三十銭で新日鉄へ提供する一方で、県営上水道は一立米百五十五円にしている兵庫県の例があります。あるいはまた固定資産税の減免、進出企業への融資、進出企業に対してそういう至れり尽せりのサービスをやっております。
○平田分科員 じゃ、上水道問題で県営上水道事業に対する補助率をたてまえどおりに是正して、そうして起業債の中の政府債の占める比率を正当なものに思い切って引き上げ、そしていまのような状態を改善すべきだというふうに考えますが、どうですか。
しかしながら、原則的に全部沖繩県に引き継がなければ県営上水道の経営はできないということになりますから、明確であります。
県営上水道事業は尾張東部及び知多半島一円の市町、すなわち東西三十五キロメートル、南北七十キロメートルに及ぶ広い範囲の六市十町に対し旭、上野、久米、大谷の四浄水場により、完全処理を施した水道用水を卸売しているのでありまして、昭和三十八年度には約千百万立方メートル、三十九年度には千二百万立方メートルを上回る需要が見込まれております。給水人口には三十九年三月三十一日現在で約二十四万六千人であります。