2017-04-12 第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
例えば、静岡大学の事例では、日本有数の製造業の集積や多彩で高品質な農林水産物という静岡県の優位性や、地域資源の豊かさを利活用する発想と行動力を持った人材育成のため、インターンシップの拡充や企業と学生のマッチング強化に努め、県内就職率を五年間で四五%から五五%に引き上げるという目標を立てて取り組みを進めていると伺っております。
例えば、静岡大学の事例では、日本有数の製造業の集積や多彩で高品質な農林水産物という静岡県の優位性や、地域資源の豊かさを利活用する発想と行動力を持った人材育成のため、インターンシップの拡充や企業と学生のマッチング強化に努め、県内就職率を五年間で四五%から五五%に引き上げるという目標を立てて取り組みを進めていると伺っております。
○岩國委員 それでは、広瀬知事さんにお伺いしますけれども、大分県の高校を卒業し就職する、県内就職率と県外就職率は今どれぐらいの比率ですか。
これは大学だけですが、ほかに短大も同じような数字でいきますと、県内就職率が四九・八ですからこれが五百五十人。それからちょっとレベルは違いますが、高校を卒業した生徒で就職したうち県内にとどまる者が四九・四です。ちなみに、全国都道府県の高校を卒業して県内に就職を求める者の全国平均は七三・九ですが、私のところの島根は四九・四、約五割。
また、岡山県における看護学生の県内就職率は、卒業一年後で約七〇%、他は県外への流出や離職、転職となっております。このような看護要員の不足現象は、最近における経済成長に伴い、他産業の女子職員の賃金が上昇したのにもかかわらず、看護職員の賃金が依然として低額であること、看護職員の勤務条件が悪いこと等に原因があることは両県とも共通しております。
鳥取県は、もともと京阪神地方に対する労働力の供給地でありましたが、企業誘致に伴って、中学校卒業者の県内就職率はわずかではあるが、高くなり、昭和三十七年度の卒業者について県内二八・五%、県外七一・五%でありましたのが、三十八年の卒業者については、県内三四・五%、県外六五・五%になっています。