1972-03-07 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
「煙害はなはだ多いため、寸時、待つこともできかねる」、「一時も早く設備を急ぐよう」申し込み、「それに応じてくれざる場合は、万やむをえず村長の手を経て県係員まで交渉の上、設備完全を計ることに決定す」、そしてそのあとで県へ行った人に費用の払い戻しをしておるのです。
「煙害はなはだ多いため、寸時、待つこともできかねる」、「一時も早く設備を急ぐよう」申し込み、「それに応じてくれざる場合は、万やむをえず村長の手を経て県係員まで交渉の上、設備完全を計ることに決定す」、そしてそのあとで県へ行った人に費用の払い戻しをしておるのです。
その際の県係員の御説明によりますと、三十五年度の全体の予算の執行については、その後においていろいろな問題もあるし、現に事件も出ているようであるので再確認する措置をとっている。それは十二月十二日付で県知事より、各漁業協同組合長あてに被害の再確認をするような指令を出しているようでございますので、そういう事情にもあるのでしばらく概算払いを停止してもらいたいという申し出があったわけでございます。
水産庁は四、五日以来、長崎県から鳥取県までの県係員又び業者を東京にお集めになりまして、そうしてこの問題に対する調整に関しまとて非常に御努力をしておられるように承知いたしておるのでございますが、今回招集になりました目的とその経過及び結果について、詳細にひとつ本委員会において御報告願いたいと思うのであります。