1974-03-18 第72回国会 参議院 予算委員会 第11号
そこで、あわせて今後、保母とか、看護婦、一般勤労婦人についても、同様の措置がとられるべきだと思いますけれども、その点につきまして、厚生、労働大臣の御意見を承っておきたいと思います。
そこで、あわせて今後、保母とか、看護婦、一般勤労婦人についても、同様の措置がとられるべきだと思いますけれども、その点につきまして、厚生、労働大臣の御意見を承っておきたいと思います。
○滝沢政府委員 看護婦一般の不足問題につきましてお答えいたしますけれども、実は医療法の中に、看護婦が、入院の場合四人に一人という一つの標準を定めてございます。わが国の病院で、診療所にはその定めは適用しておりません。
これは一般の医療機関と同じ問題でございますが、看護婦について、一体どうやって確保していくかということは、これは看護婦一般の養成の問題、あるいはほかの医療機関と共通の悩みの問題があるわけでございまして、それで、ただいま申しましたように、看護婦のこういったような問題をどうするかという問題があるわけでございます。
○松尾政府委員 来年度の看護婦一般の養成のための予算といたしましては、第一は、看護婦になる方を誘導いたしますために、看護婦等に対します貸費生の補助金を予定いたしておりますが、この看護婦貸費生の補助金は、従来都道府県に対しまして六千四百四十人に対して約八千八百万というものが四十三年度でございます。
また、それのみならず、看護婦一般につきましても、いわゆる養成所というような考え方で、昔から徒弟的な養成が主になっておりましたために、正規の学校教育というものが伸びておりませんので、一般の看護婦につきましても、正規の学校教育の場を通じて養成していく、職業人として職業教育をしていくという立場で学校教育を進めてまいりたいという、そういう意味で現在看護高校というものが非常な勢いで伸びつつございますので、さらにこの
そうたくさんの人を教育できませんから、看護婦一般、ことに衛生高校のほうではそこにぶつかっているのです。私は、これは当然特例を出して、そういうものに限っては四十名ずつ三学年として、一学年二クラスずつ置いたとしても、全部で二百四十名です。二度に運動場を使うわけではありませんし、敷地その他の問題でも、そういうものに特例を見てもいいのではないか。もちろんいろいろないかがわしい准看の養成所もございます。
今後これらのナイチンゲール受賞者のかたがたが、我が国の看護婦一般に対しまする中心となつて御指導を頂きますると、我が国の看護婦制度も一層世界水準以上に参りまして、国民の福祉に益するところが誠に大きいことを期待いたしておる次第でございます。
従いまして、どうか審議会は、あくまでも看護婦一般大衆の水準において審議の方向を決定して、結論を出していただきたいということを要望申し上げます。