2006-03-30 第164回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
○小池正勝君 具体のお話で恐縮ですが、徳島県の徳島市のところに眉山という山が町のど真ん中にあります。これは万葉集にもうたわれた山ですが、その裏山、中津浦、中津山というところなんですが、ここはがけ崩れが、正に既成宅地、既存の宅地です。これは国土交通省の方にもお話ししてありますから御存じかと思いますが、がけ崩れが頻発しております。もちろんこれは既成宅地です。
○小池正勝君 具体のお話で恐縮ですが、徳島県の徳島市のところに眉山という山が町のど真ん中にあります。これは万葉集にもうたわれた山ですが、その裏山、中津浦、中津山というところなんですが、ここはがけ崩れが、正に既成宅地、既存の宅地です。これは国土交通省の方にもお話ししてありますから御存じかと思いますが、がけ崩れが頻発しております。もちろんこれは既成宅地です。
佐古の状況でございますが、五年に一回というような雨、六十ミリでございますが、佐古地区の上流部、眉山でございますが、眉山では総雨量四百七十七ミリという大変な大雨が降って、それが佐古地区のこういう浸水被害につながったというふうに把握しております。 内水の問題にどのように対応するかと。この問題は、基本的にはいろいろな対策を講じていかなくてはいけないと思います。
現在、ハザードマップ作成とかいうことで注目されていますけれども、富士山の宝永の噴火、桜島の安永の噴火、浅間山の天明の噴火、それから雲仙・眉山の大崩壊、これは津波も伴っております。これは十八世紀に起こっていますし、十九世紀には磐梯山の大崩壊というのが起こっています。また、二十世紀には桜島の大正大噴火が起こっていると。
全く同じ条件で、ただ条件が違うのは眉山というのがあって、それがブロックするから島原は大丈夫だろう、こういうことであります。したがって、そういうことがきちっとみんなに周知されておればあの四十数人の方は亡くならなくて済んだのではないか、こういうことでございます。 それから、不知火につきましても、あの湾奥というんですか、そういう地形のところで大変な高波が起こる。
○説明員(安井正美君) 雲仙・普賢岳の噴火災害に係ります治山対策でございますけれども、これまで平成三年以降、国有林、民有林一体となりまして、災害関連緊急治山事業や火山地域防災機能強化総合治山事業等によりまして、中尾川や湯江川あるいは眉山地区におきまして八十基を超える治山ダムの設置等を集中的に実施してきているところでございます。
たまたまうちの場合は平成二年十一月十七日、二百年ぶりに普賢岳が噴火しましたから、二百年前はその直後に、直後というか、しばらくしましてから島原市の中心街の眉山が崩壊して一万五千名が亡くなったということで、またそれの対応が必要じゃないかということで、常々自衛隊も海上保安庁も警察も、避難誘導するときはどうすればいいかとそれぞれの機関でやっていただいてもおりましたし、だから自衛隊等につきましてもスムーズに入
○吉岡参考人 当時私が、市長はそれこそいろいろ大変でお忙しいということで、当時収入役でございましたけれども、助役が御病気でございましたので、むしろ内部を取り仕切ったという形になって、そして市長にずっとつなぐという形をとってきたつもりでございまして、だから、自衛隊の派遣にいたしましても、常時自衛隊の方々が眉山警戒でしょっちゅう出入りしていただいておった関係で、うちが自衛隊派遣をしなければいけないというときには
どうしても公立の学校あるいは国立の学校ということになりますと、おのずから制約というものがあるのだろうと思いますが、その制約もできるだけ最小限にとどめて、子供の眉山闊達な発達というものを促すような教育が必要ではないか。
島原市の近くにあります眉山から土石流が発生をして、市街地にまで大きな被害を出した。島原市の眉山六渓というんでしょうか、そこで長崎営林署がその土石の除去について作業を進めていたわけでありますが、半分ぐらい除去をいたしましたところで事業を中断してしまった。
その両川の中間、ちょうど眉山というのがありますけれども、そこらから実は土石流が発生をいたしました。八月二十日の早朝の強い雨によりまして発生をしたわけでありますけれども、このことについて、国土庁としてはどれくらいの調査を進められておるのか。
次に、当面の土石流対策としての現地の要望を御紹介いたしますと、雲仙・普賢岳に関する直轄火山砂防事業の促進、直轄事業における国道五十七号上流の砂防施設の機能拡大、導流堤左岸側の緊急対策、水無川災害復旧助成事業の早期完成、国道五十七号島原深江道路の早期建設、眉山地区における治山事業の促進、水無川広域農道橋の農業用施設災害復旧事業の採択、被災者等に対する公営住宅等の建設、公共交通機関(島原鉄道)に対する支援措置等
垂木台地の方まで埋まっていってしまって、眉山の下のまさに市街が、ということを考えたくはありませんけれども、まさに、先ほどのお話の中で、この噴火があと一年も二年も、場合によっては三年も四年もというふうに長期化してくることをもし可能性として考えるならば、そのことについての対策も何か考えておかなければいかぬ。おしが谷が埋まってしまって、垂木台地の方まで来たらどうするのだということでございます。
しかし、私は現地で聞いてきた話の中で、例えば火砕流や土石流でもう住めなくなったというところの方たちが移転する移転先の問題ですけれども、島原市はいろいろ御苦労なさって団地というのですかつくっているわけですけれども、そのつくった団地が眉山のふもとでまたそこも危ないんじゃないかという気がして、どうしてもそこに移るということがなかなか進まないんだという話も聞いたわけですね。
○田名部国務大臣 雲仙のことでお答え申し上げますが、昨年の三月に学識経験者等によって雲仙岳の眉山地域治山対策検討委員会を開いていただきまして、この中で中尾川、湯江川あるいは西川流域において治山ダム二十一基の建設を実施しておりまして、眉山地区に観測体制も整備したところであります。また、島原地区も治山激甚災害対策特別緊急事業としてこれを実施する考えでおります。
島原市議会の雲仙眉山対策特別委員会の委員長さんから私は要請もいただいております。 雲仙・普賢岳の噴火災害は、災害対策のあり方に新たな問題を突きつけたと思うのです。それは、この災害がこれまでに例を見ない長期間にわたる激甚な災害であり、火山国の日本では島原ばかりではなくどこでも起こり得る可能性がある。
このため、治山対策につきましては、昨年三月に学識経験者等によります雲仙岳・眉山地域治山対策検討委員会を設置いたしまして、この検討委員会の検討結果等を踏まえまして、土石流等による災害を未然に防止しますために、災害関連緊急治山事業によりまして、中尾川とか湯江川等におきまして治山ダム二十一基の工事に着手いたしますとともに、この眉山地区におきましては、傾斜計等の観測施設を設置いたしまして観測体制を整備しているところでございます
島原大変、肥後迷惑と言われまして、約二百年前に雲仙・普賢岳の噴火あるいは眉山の崩壊によりまして、地元島原市ではもちろんでございますが、長官の地元であります熊本県に大変御迷惑をかけた、約一万五千人の方々が亡くなった、こういう歴史も既に御承知でありますけれども、そういう中で、熊本からはよく雲仙・普賢岳の状況が晴れた日には見えますので、長官としましてもかなり深い関心がおありではないか、このように思います。
自衛隊の協力により、ヘリコプターで上空から普賢岳、眉山を近くに見ながら、千本木町、島原市街、水無川流域を経て上木場町、深江町の経路で、約二十分間にわたり視察いたしました。普賢岳の成長を続ける巨大な溶岩ドーム、また、たび重なる火砕流によって焼失し茶色に変色した森林、火山灰により白い表面を見せている埋没を逃れた段々畑等の惨状を上空から見て、火山災害の脅威を実感いたしました。
地震が起きると、その地震によってドームがぐっと滑り落ちてくるとか、また眉山の崩壊とか、そういうような問題が地震の箇所によっては起きてくる可能性が出るという。ですから、相当な長期的な展望を持ってこの対策を立てなければならないということははっきりしていると思うのですね。
だから、非常に心配な状態がある、そのうちの一つは、普賢岳は今あれですけれども、その前に控えておる眉山、これにもしものことがあったら島原は全滅です。そういう状態ですので、それで切実なお願いが来ていますよ、教授から。今各大学から集めているんですよね、あそこへ、観測所に。旅費がないというんですよ、旅費が。それでいろいろ、文部省はよくやられておるそうですよ、いろいろなほかの予算を削って。
普賢岳のドームもさることながら、次に危ないのは眉山です。それで、これがおさまったらなんというような悠長な状態ではない。 それから、きのう自治大臣が、前倒しをするということを胸を張って言われておりましたが、それはいいことですけれども、今全国から国民の義援金が集まっています。私も長いこと政治をやっておりますけれども、今度のようにカンパをお願いして快く応じてくれたあれはないです。
今回の場合でも過去の災害でもそうですけれども、未確認情報が飛び交ったり、あるいは無用な混乱がかなり起こってくるわけでありますけれども、例えば眉山に亀裂が発しているとか、あるいは風に吹かれた火山灰を見て新たな噴火が始まったなどの根拠のない話が流れて騒ぎになったということを聞いております。
人員の輸送ということで今回も救急搬送には利用されませんでしたけれども、眉山付近に取り残されました報道関係者等の十名を救助いたしておりますが、救急搬送には利用しておりません。そういった意味で、輸送人員といいますか、そういう輸送能力のある飛行機、十四人乗りのドーファンが一機出ているわけでございまして、もう一機は出動しておりません。