2020-06-16 第201回国会 参議院 内閣委員会 第16号
法案は人文科学を振興の対象としますが、イノベーションの創出の振興に貢献することが優先され、人間と社会の在り方を相対化し批判的に省察するという人文社会科学の独自の役割が軽視されかねません。 今必要なことは、若手研究者の雇用の減少、不安定化など研究力の低下をもたらした運営費交付金など、大学や公的機関への基盤的経費を抜本的に増額し、学術全体を振興することであります。
法案は人文科学を振興の対象としますが、イノベーションの創出の振興に貢献することが優先され、人間と社会の在り方を相対化し批判的に省察するという人文社会科学の独自の役割が軽視されかねません。 今必要なことは、若手研究者の雇用の減少、不安定化など研究力の低下をもたらした運営費交付金など、大学や公的機関への基盤的経費を抜本的に増額し、学術全体を振興することであります。
法案は、振興の対象に人文・社会科学を加えますが、イノベーション創出の振興が重視されるもとでは、現在の人間と社会のあり方を相対化し批判的に省察するという人文・社会科学の独自の役割が軽視されかねません。 内閣府に設置される科学技術・イノベーション推進事務局は、CSTIと統合イノベーション戦略推進会議の事務局を兼ねることになります。
人文・社会科学がイノベーション創出の手段とされるなら、現在の人間と社会のあり方を相対化し批判的に省察するという人文・社会科学の独自の役割は損なわれるのではないかと思いますが、どのようにお考えですか。
○国務大臣(松野博一君) 人文社会科学系の各学問分野は、人間の営みや様々な社会事象の省察、人間の精神生活の基盤の構築や質の向上、社会の価値観に対する省察や社会事象の正確な分析などにおいて重要な役割を担っていると認識をしております。
それは、中立という立場であるべき事務総長、前の潘基文事務総長でありますけれども、彼が日本の歴史認識に触れたときの表現でありますが、歴史をどう認識すれば善隣友好関係を維持できるのか、日本の政府や政治指導者は深い省察が必要だという、そういう中立的な立場である者がこのようなことを発言しているということ。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて「フランス革命の省察」という名著がございましたが、言わば、今を生きている私たちが過去からの視線に堪え得る判断をしていくということではないかと思うわけでありまして、歴史に対して謙虚な目を持ち、今ある仕組みを例えば変えようとしているときに、この長い歴史の中でこの仕組みはどのような役割を果たしてきたか、過去はどのような考え方、どのような知恵の下にこの仕組みをつくったのか
そのときに、エドモンド・バークが書きました「フランス革命の省察」というのがございますが、あれは、エドモンド・バークがフランス革命のことを、現状を全て変えてしまうような破壊的なフランス革命について痛罵にも等しい批評をしていた、私も原文を読んでいないので、邦訳をさっと読んだだけですけれども、それを取り上げたような覚えがございます。 江藤淳さんが、保守とは感覚であるということを述べています。
○国務大臣(下村博文君) 御指摘のように、人文社会科学は、人間の営みや社会の価値観に対する省察、社会事象の分析などに係る学問でありまして、その今日的な意義、文理融合型の学問の必要性も含めて、振興は極めて重要だと考えます。
今、例として挙げられたエドマンド・バークが「フランス革命の省察」を書いた。まさに、フランス革命というのは知性万能主義であって、自分たちが正義をつくる。そこで恐怖政治が始まったわけでありますが、あのありようを見て、それに翻って英国のあり方を見たときに、やはり、自分たちの漸進主義的な考え方、過去の積み上げ、今の仕組みはどういう過去の積み上げの中でできてきたのか。
日々の保育における子どもや保護者との関わりの中で、常に自己を省察し、状況に応じた判断をしていくことは、対人援助職である保育士の専門性として欠かせないものでしょう。」と、かなりハードルが高いけれども、専門性ということが期待されています。 この保育士の専門性については、新制度になっても変わらないんですか。
これは、過去への省察を日本国民が自らの手で行い、共有する歴史を確かめ、その上に立って進むべき道を確認するという作業を十分に行ってこなかったことと表裏一体であるとも言えます。今後その作業を十分に行う必要がありますし、憲法には理想や未来のみならず国民が共有する歴史を示すことが必要であると考えます。
そこで、権威の象徴である石の塔に立てこもる、象牙の塔とよく言いますが、あれは石でありますから、最高裁は、石の塔に立てこもる最高裁の判事の皆さんは、草の根の国民のバランス感覚や素朴な正義感などを深く省察して判決を出すことを今後期待いたしたいと思います。このことは、最高裁判事の国民審査の方法にも影響を与えることだろう、私はこんなふうに思っております。
「フランス革命の省察」でございますけれども、二百二十年前に、バークは既に、フランスのありさまを見て、この時効の問題に対してきちんと省察をしていたわけでございますね。 引用します。「時効の限界を実定的に確定し、それを侵害から保障することは、文明社会自体が組織された目的の一つに属します。」
当審議会は、司法制度改革審議会設置法により託された調査審議に当たり、近代の幕開け以来の苦闘に充ちた我が国の歴史を省察しつつ、司法制度改革の根本的な課題を、「法の精神、法の支配がこの国の血肉と化し、「この国のかたち」となるために、一体何をなさなければならないのか」を明らかにすることにある」という文章で審議会の意見書は始まっております。 意見書を内閣に提出してから十年余がたちました。
エドモンド・バークの「フランス革命の省察」というのは、総理、あるいはお読みになったかもしれない。そこにあるのは、従来の秩序をすべて否定する革命というものに対する厳しい物の見方であります。 保守というのは、国家を大事にすることだ。祖国を大事にする。皇室をとうとび、先祖を敬い、過去の歴史に敬意を表し、そして国家の独立ということに思いをいたす。
韓日百年の歴史に対する省察と未来ビジョンを一緒に議論した。会長らの席で、菅直人総理談話の話も出てきたということだということですね。次も同じような内容ですね。 要するに、日本の市民団体というものを利用したりしているということです。この談話もそうですけれども、朝鮮王室儀軌を担当したときの外務大臣は政経塾の出身の方ではないかなと拝察いたしますけれども、そういう形ですね。
結局、松下政経塾出身の国会議員数十人いるが、その人々を皆呼んで、韓日の議員が集いを持つことになった、韓日百年の歴史に対する省察と未来ビジョンを一緒に議論した、こういったところから菅談話ができたと言っているんですね。
その声明では、韓国併合の過程や併合条約をどう考えるかが両民族の間の歴史問題の核心、和解と協力のための基本であると指摘をされておりまして、罪の許しは請わねばならず、許しは与えられねばならないと述べ、対立する問題は、過去を省察し、未来を見据えることで、先延ばしすることなく解決を図らなければならないとしております。
あと、エドマンド・バークという人が「フランス革命の省察」という本を書きました。保守主義とは何か、さっき言った、いわゆる本当に伝統の上に創造、秩序の中に進歩、地域、地方を大切にし、家族の絆を大切にして、国家を大切にして、そして世界平和のために保守政治というものは大切だ、そのためには、与謝野先生の訴える「堂々たる政治」というのに私は感銘しています。
それによりますと、例えば講習の内容などにつきましても、教職についての省察や子供の変化についての理解、また教育政策の動向についての理解、学校の内外における連携協力についての理解に関する事項、これを十二時間二日相当、また教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項、十八時間三日相当など、教育の内容について御報告をいただきましたし、また講習の免除対象者や開設者、また受講対象者、受講時期、あるいは講習の質
今お伺いしていまして、私は、「フランス革命についての省察」という書を著したエドマンド・バークが、議会制民主主義によって漸進的な制度変更を行って、七つの海に日の没することのない大英帝国の国民としての立場から、今までのものを一時に大変更することによって混乱をしたフランスの現状を憂慮して英国に書き送った手紙を思い出しながら、先生方の御意見を伺っておりました。 以上です。