今もう立ち消えになったかもしれないですが、厚労省分割案のときに私が三分割という話をして、年金というのは一つ重いですよというのはまさに今の話なんです。だから、年金に専門家を金融庁からでも財務省からでもいい、役人だけで構成するんなら入れて、相当強力な年金の運用についても能力持った人が来ないと、それは旧厚生省、旧労働省だけの能力じゃ無理ですよ。
○西川(太)委員 今、総務庁長官から、行革会議の議論の経緯を踏まえてと、こういうお話があったわけでありますが、私が承知している限り、このたびは国土計画を担う国土庁と公共事業の実施省庁を統合する国土整備省なるものをまずつくろうという構想があり、それでは少し巨大化に過ぎるのではないかという理由で国土開発省になり、国土保全省を経て、二省分割案をさらに経由して、最終的にはただいま議論になっております四省庁を
○下條恭兵君 私共前内閣の末期に、二省分割の方針だけ決定しておつたのでありますが、幸いに吉田内閣におきまして、二省分割案をそのまま採用して頂いたことは有難く思つておるわけでありますが、と同時に、逓信省の機構問題は殆んど三年越しに及ぶ問題でありまして、そのために四十万從業員にいろいろな不安を與え、これが通信事業復興に惡い影響を與えておつた点が非常に多かつたのであります。