1992-05-13 第123回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
すなわち、単体規制等によります窒素酸化物排出量の低減効果というものと、物流その他社会経済活動あるいは産業構造などの変化によります交通量の増大、特にディーゼル車の伸びによる相殺作用と申しましょうか、によりましてなかなか達成が困難である。これにつきましては、また後ほど述べさせていただきたいと存じます。
すなわち、単体規制等によります窒素酸化物排出量の低減効果というものと、物流その他社会経済活動あるいは産業構造などの変化によります交通量の増大、特にディーゼル車の伸びによる相殺作用と申しましょうか、によりましてなかなか達成が困難である。これにつきましては、また後ほど述べさせていただきたいと存じます。
御承知のように、魚の焼け焦げに入っておりますトリプP1という非常に強い発がん物質がございますが、こういうものが、野菜のジュースでありますとかビタミンCの拮抗作用によって発がん作用が薄れるというようなことがございまして、むしろ、今食品で言われておりますのは、相殺作用あるいは拮抗作用、そのことは、添加物も全く同じ化学物質でございますのでそういうことが類推をされるわけでございます。
いろいろたくさんあるのですが、まずお伺いしたいのは、化学療法剤といわゆる免疫療法剤とを併用した場合、拮抗作用あるいは相殺作用というものがないかあるか、その点ちょっとお答え願いたいと思います。
そこで、厚生省と水産庁で調査をきちっとしなければならぬのは、天然水銀の場合、これは何かほかの重金属との相殺作用で人体に影響があるのかないのか。さらにマグロとか、あるいはスズキですか、遠洋のマグロなんかは、これは三〇ppmあっても規制の対象にならぬ。そして、この〇・四からちょっと多いのに対しては規制をする。この点はどうなんですか。これは非常に不合理なように私は思う。
現在三百六十五ですか、何ぼかございますから、もちろん全部入るかどうか知りませんけれども、大体安全係数が一〇〇とか三〇〇とかなっておりますから、その許可された範囲内で全部まじってもその限度、しかもそのいろいろなものがまじったときすべてがすべて相乗作用になるかというと必ずしもそうではありませんで、ものによりましては相殺作用もございます。
いまお述べになりましたように、相乗作用なり、あるいは相加作用なり、あるいは相殺作用、それぞれの事例があるわけであります。やはりこの問題は一般的にはなかなかはっきりした態度がとれないわけでありますが、ケース・バイ・ケース、個々のものをよくその実体を分析いたしましてその毒性を判定するということしかないだろうと思います。
しかしその点、国税法との関係でどういう相殺作用が出ますか、ちよつと計測に苦んでおります。