1977-04-22 第80回国会 衆議院 決算委員会 第18号
経理の中身も相当紊乱しているというふうに見られておるわけです。何か借金が百億ドルぐらいあるだろうというようなことも言われておる。訴訟されているものだけでも、もう三十億ドル近くなっているのでしょう。そういう中で差し押さえもかなりやられていますね。資産の公売までされているのでしょう。 ですから、こちらから行った金が正確に、その部門に使われているかどうかだって、これは疑えば疑える。
経理の中身も相当紊乱しているというふうに見られておるわけです。何か借金が百億ドルぐらいあるだろうというようなことも言われておる。訴訟されているものだけでも、もう三十億ドル近くなっているのでしょう。そういう中で差し押さえもかなりやられていますね。資産の公売までされているのでしょう。 ですから、こちらから行った金が正確に、その部門に使われているかどうかだって、これは疑えば疑える。
ちょうど四十一年のときにも、黒い霧が話題となりまして、国民はひんしゅくしたのでありますが、最近は一転いたしまして、地方行政についての綱紀が相当紊乱しておるのではないだろうか、こういうことが言われるのであります。
減耗する乾電池を年度末に一時に大量に購入したり、それからこまかい問題ですが、設計が全くなってないような事例が非常に多いし、こまかい問題ではかやの寸法が過大になったもの、とにかく経費の使い方が相当紊乱しておる傾向が顕著であります。
ところが今度この外務公務員法の場合にありましては、第十條の任命という問題だけに関して、たとえ人事審議会のどういう審議があるにしろ、結局は外務省できめた省令によつて外務大臣が外務職員をどんどん試験にもよらずに採用できるという途を開くということ、これは私は国家公務員法の精神をこの点においても相当紊乱させるということになると思います。
その際の募集が素質の低下した外務員によつていろいろ不正な方法で行われて無理募集になつたということで相当紊乱をいたして参つたわけであります。これを放置することができないので、昭和二十三年の七月に保險募集の取締に関する法律というものが施行されまして、これで取締に当ることになつたわけでございます。
本日関東信越財務局の篠川総務部長がこの委員会に参つておりますので、監査の内容について詳細篠川総務部長から申し上げるはずでございますが、これを概括いたしますると、相当紊乱いたしておつたことは事実でありまして、この点はまことに遺憾でございます。
そうしてこの返済でありますが、これはやはり地方の財政が、一般的に申しますれば相当紊乱をいたしておるのでございます。しかしただいま内務省と大藏省——内務省の解体された後は、一時的に自治委員会もございますが、しかしこれも間もなくなくなれば、大藏省におきまして地方財政を十分指導して、建直しをいたすつまりであります。その際においてその貸付金は返済を求める。こういうような方針でおるわけであります。
地方財政はただいま相当紊乱しておるのでありますが、しかしこれは建直さなければならぬし、建直しは借すに一定の年限をもつてすれば、十分できることでございます。そこでこれは貸付をいたしまして、補助等の方法によらない次第でございます。また國家全体の立場から申しまして、地方財政の独立という建前から申しましても、補助ということはむづかしと思つておるのであります。