1984-08-07 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第28号
確かに、本年に入りましてから大変大豊漁でございますので、それは相当程度魚価低迷の原因になっておるというふうに思いますけれども、海まき転換自体は、私どもが当初意図しておりましたように、漁獲努力量の水準をふやさずに、中立的に漁獲努力量の水準を維持するというラインにほぼ見合って行われたものというふうに思っておるわけであります。
確かに、本年に入りましてから大変大豊漁でございますので、それは相当程度魚価低迷の原因になっておるというふうに思いますけれども、海まき転換自体は、私どもが当初意図しておりましたように、漁獲努力量の水準をふやさずに、中立的に漁獲努力量の水準を維持するというラインにほぼ見合って行われたものというふうに思っておるわけであります。
ただ、最近毎年魚価が大体七、八%平均いたしまして上昇しているように思いますけれども、魚価は、これは御承知のように漁獲量と非常に関係がございまして、漁獲量が少ない年は相当程度魚価で補いがつく。全体の収入といたしましては、まあこれは平年作、あるいは豊作のときには及びませんけれども、かなりの補いがついているという事態はございます。