2001-06-05 第151回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
○国務大臣(武部勤君) 先ほど来の議論にすべて関係してくると思うんですけれども、今度の改革で相当、生産者も農協も役職員も意識が変わるだろうと思いますし、変わらなければ農協組織そのものが私は危ういものになっていくと、このように思っております。やはり今までの単協中心の農協のあり方というのは、生産者と親戚兄弟のような、そういう情の通う組織としての存在感というのがあったと思うんですね。
○国務大臣(武部勤君) 先ほど来の議論にすべて関係してくると思うんですけれども、今度の改革で相当、生産者も農協も役職員も意識が変わるだろうと思いますし、変わらなければ農協組織そのものが私は危ういものになっていくと、このように思っております。やはり今までの単協中心の農協のあり方というのは、生産者と親戚兄弟のような、そういう情の通う組織としての存在感というのがあったと思うんですね。
私の考えとしては、いわゆるこの自主調整保管という、これはもう既に現在の食管法の基本的なあり得べき姿からしますと相当生産者団体に御無理なお願いをしている形でこういう方向性が出てきたわけで、その調整保管というのは、たえ得る数量というのはおのずから決まってくるものであって、ふえたものがどんどんそちらへ回っていってしまったのではとてもこれは持ち切れないということになってくるわけでございます。
○和田教美君 ついでにもう一つ、農林水産大臣にお尋ねしたいんですが、米価審議会がいよいよ近づいてきたわけですが、相当生産者団体の動きも活発でございますが、我々は基本的に七・七%アップの生産者団体の要求米価を支持しております。
最近はいわゆる円高で輸入飼料なども相当生産者としては差益で潤っておるのじゃないかと思うのでありますけれども、飼料が円高の関係で下がっておる、これで生産費にどのくらいの効果があるのか。そのパーセンテージはどのくらいでしょうか。
○中川国務大臣 先ほども具体的に少々述べたつもりでございますが、いまの食肉センターというような仕組みの全国ネットワークをつくっただけでも相当生産者対策としてはメリットがあるのではないか。
足らざるところは海外から安定的に輸入するというような考えで進む必要があるという点からいたしましても、肉牛経営の生産の安定、振興ということのためには、まず価格面で相当生産者が安心できるような恒久制度を確立する必要があるという考え方に立ちまして、今回法案、提出をし、御審議をいただいておるわけでございます。
また、いままでは七〇%というような、リンゴが定着するまでには時間もかかるものですから、相当な高い関税をやってきたのですから、今度は徐々にやはり消費者にもある程度のサービスもしなければならぬし、リンゴが強くなって台湾等にも輸出もできるというようなことにもなってきておりますから、それらを見比べると、この季節関税というものは相当生産者側にウエートがむしろあり過ぎるという批判が消費者サイドから出るくらいではなかろうかと
資本主義経済だからこういうものを出しても実行は無理である、ただこれを発表すれば相当生産者にショックを与えることは間違いないわけだからして、まあショックで一撃を加えて、それから来年以降の米の生産制限にはいやでもおうでももう諦めて追随させるという、そういうことを考えておるのじゃないのですか。
○鶴園哲夫君 前年がこの生産者米価の構成に六〇%の影響力を持つ賃金が八・八%、本年がどうやら一三%を優に越すというような状況で動いておるようでございますが、そういう意味からいいますならば、相当生産者米価というのは引き上げざるを得ないのではないかと思うのですが、食糧庁長官に伺います。
○兒玉委員 これは園芸局長か経済局長か、担当はわかりませんが、先般も当委員会で問題になりました山梨県のブドウの品種改良について、全然効果がないということでもって、武田製薬と生産者との間においてかなり問題がありましたが、その損害額についても相当生産者と製薬側との間において大きな食い違いが発生する問題があったわけですが、これはやはり私は損害の一つとみなすわけであります。
もう期日が迫っておるわけですが、それに先立って飲用牛乳の価格問題が以前から相当生産者、消費者、両方の立場から論議されておりますが、政府の最近の方針によりますと、農林省が三十九年六月に飲用牛乳指導小売り価格の制限に関する通達を出しておりまして、それによって一合びん一本について二円の限度内の値上げだけでずっと安定してきておったわけです。
大体北海道の場合は、一期間に一俵六十キロの単位で六十万俵ないし八十万俵くらいの処理する工場ができておるわけですから、自然その集荷距離、搬出距離というものは、たとえば半径二十キロとかそれ以上にだんだん及んでいくわけですが、これを一方的に生産者が二十キロも三十キロも運んで売り渡す値段が基準価格ということになると、これは相当生産者にとっては大きな負担ということになるわけです。
私はあえて生産者に、いま前にお話がありましたように、戦争中と違って、だんだんそれを自由の立場に戻しておるというときに、あえてこれを統制みたいなことをしてもらいたいというようなことじゃないのですが、相当生産者のほうの関係がうまくいかない点もありまして、必要以外にたくさんできたり、それから需要に満たないような状況であったり、そういうようなことが結局市場の相場が高くなり、高いものを買って売らなければならないということになると
しかし、私は、業者のほうはまだまだ合理化するといいますか、余地はあるというふうに思って、強く当たっておるのでございますけれども、そういうような事情もありますので、あまり現状におきましては——あまりということは取り消しますが、現状におきましては、相当生産者の値段についての確保を努力するということは、非常に現実的には困難ではないか。
その点は、なるほど繭がなければ元も子もないわけでございますので、さような意味では、相当生産者の事情を十分考えて買うようにしよう、ただ、ああいう暴騰のあとだったものでございますので、そういう暴騰、暴落をされては、原則として利用する向きとしては非常に困る、その点については特に注意してもらいたいという御意見が出たわけでございます。
ことに、野菜等につきまして、相当、生産者あるいは農協等と契約栽培的な方向に持っていくべきじゃないか。私もこれは進めております。
○兒玉分科員 生産面の点についてはあと二、三お伺いをしたいのでありますが、そこで、特に中央の市場から遠隔にある南九州等におきましては、なま豚の輸送における輸送費のコスト高というものは、相当生産者へしわ寄せされておるわけでありますので、これは当然常識的に考える点としては、農産加工工場なりあるいは屠殺場の増設、また枝肉センター等の設置、こういうことはきわめて緊急の課題として、私は、農林省としても積極的に
その場合に、一億万枚の輸入というのは、これは相当生産者に諮ってそうしてきめなければならぬ。それを限度を超過して輸入をしているのですから、これは非常に問題になってくる。そう思いませんか。
○政府委員(永野正二君) 御案内の通り、今まで置きました例の米価解議会等におきましては、相当生産者代表でありますとかあるいは労働組合方面を基盤にしての選出委員というようにはっきりいたしておったのでございます。今般置きます調査会の委員を、そういうふうにはっきり何と申しますか、職能別に選んでいくというような点は、実はまだきまっておらないのでございます。
○井上分科員 この問題は非常に重要な問題であり、議論のあるところでありますから、一々ここで議論をしておると時間をとりますので、いずれ後ほど申し上げることにいたしますが、私ども大ざっぱに考えまして、日本の米麦作の農家の現状では、御承知の通り土地が細分化されまして、耕地が非常に狭くなってきておる現状、それから特に米作なら米作の場合になりますというと、政府で相当生産者価格というものに対する補償価格をつけませんとやっていけない