1962-04-04 第40回国会 衆議院 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第6号
それをこれから調査して、相当混信があるのだといっても、その衛星が持っておるサテライトの周波数をそれに合わせる、地上から周波数を変えることができますか。これはできない。そういうことだから、今から十分にそういうことがないような手段を講じておかなければならぬわけです。こういうことを申し上げているわけで、五月二十二日からすぐ日本に混信が起こらないことは知っています。地上施設は一体どのくらいに完成するのか。
それをこれから調査して、相当混信があるのだといっても、その衛星が持っておるサテライトの周波数をそれに合わせる、地上から周波数を変えることができますか。これはできない。そういうことだから、今から十分にそういうことがないような手段を講じておかなければならぬわけです。こういうことを申し上げているわけで、五月二十二日からすぐ日本に混信が起こらないことは知っています。地上施設は一体どのくらいに完成するのか。
今日の状態では難聴地域においては相当混信だとか雑音が入って聞きにくいという点があるのですが、それは送信のほうも問題があろうかと思いますが、受信機の改良という点については、NHKとしては特段に手を打たれるような計画がありますか。
過日濱田電波監理局長から話があったのですが、西欧諸国ほどまだ中波の混信がひどくないから、現在のAM放送でやつていけるのだけれども、将来大陸方面、中共、ソ連……、現在においても日本海方面においては相当混信妨害があるわけですから、だから将来の問題とすれば、これはすべてのラジオがFMになっていく、音質ということからすれば、理想としてはそれでいきたいわけです。
これは現在相当混信の事実があると認められまして調査その他を進めておりますのは、具体的に申上げまするならば、九州のラジオ九州及び北海道の北海道放送がそれぞれ直接、或いは隣接の外国電波のために妨害を受けております。そのほかにも一、二ございますし、又前後になりましたけれども、NHKの放送局についても、相当の数のものが外国電波の関係で妨害を受けておるのであります。