1973-04-26 第71回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第11号
そこへもってきて公定歩合の引き上げが行なわれた、そういうことを考えてみますと、中小企業に対する二千億の融資その他を全部差し引いてみましても、窓口規制やいろんなことをやると相当な引き締めが行なわれておるということであって、ぽつぽつ、手金は打ったが残額の支払いはできないというような状態もございますし、このままではともかく税金が納められないということも企業で出てきておるわけでございますので、過剰流動性は相当収縮
そこへもってきて公定歩合の引き上げが行なわれた、そういうことを考えてみますと、中小企業に対する二千億の融資その他を全部差し引いてみましても、窓口規制やいろんなことをやると相当な引き締めが行なわれておるということであって、ぽつぽつ、手金は打ったが残額の支払いはできないというような状態もございますし、このままではともかく税金が納められないということも企業で出てきておるわけでございますので、過剰流動性は相当収縮
それから今度、八十二というのがかなりカーブが離れて、八十二と百三十五の間で相当収縮がある、さらに八十二と四十との間には相当収縮がある、四十から上も収縮があるということで、量的には、浅層という定義は、一応この百三十五というわけでありませんが、百三十五から上はうんと収縮して、それから下はほとんど収縮していない、そういうことでございます。
そういうような経済全体の不調を反映いたしまして、日銀信用の方も相当収縮をいたしております。十月では四百四十九億円の収縮となつております。先ほど申し上げましたように、供米代金の支払い等を中心といたしまして財政がかなり散超になり、そういう形において金が流れておりますにかかわらず、日銀券も収縮をいたしておるわけでございまして、十月における増発もわずか百四十五億円程度にとどまつておるわけでございます。
○小峯政府委員 先ほど申し上げましたように、三千九百億ときめて限度外発行を年末、年始にかけて予定いたしておりますが、当然に一月の中ごろからは、数字が相当収縮するであろう。しかしここで私どもが注意して見ております点は、この一月の通貨の収縮ぶりは、そう急激であるまい、言いかえれば出ました通貨が、なかなか収縮しないだろうという見方を持つております。
ただ一月、三月に入りますと、やはり今年に近いような情勢をたどつて、一月、三月では相当収縮して参りまして、来年の三月末では今年の三月末に比べて、年間の資金計画では通貨増発なし、つまり三千百二十五億というものがそのまま推移するという建前になつておりますが、若干それよりも上まわるのではないかというように考えております。