1965-05-13 第48回国会 参議院 建設委員会 第19号
ひるがえって、本地方を見まするに、北九州の一部地区を除いては、その開発が著しく立ちおくれており、わが国経済伸長の全国水準に比べまして相対的停滞の傾向を示し、依然として低位後進性を脱却し得ない実情であります。しかも、その決定的阻害要因となっておりまするものは、南北、東西の間に距離的時間的断層が存していることでありまして、すみやかにこれを打開することが本地方開発上きわめて緊急な課題であります。
ひるがえって、本地方を見まするに、北九州の一部地区を除いては、その開発が著しく立ちおくれており、わが国経済伸長の全国水準に比べまして相対的停滞の傾向を示し、依然として低位後進性を脱却し得ない実情であります。しかも、その決定的阻害要因となっておりまするものは、南北、東西の間に距離的時間的断層が存していることでありまして、すみやかにこれを打開することが本地方開発上きわめて緊急な課題であります。
ひるがえって、本地方を見まするに、北九州の一部地区を除いては、その開発が著しく立ちおくれておりまして、わが国経済伸長の全国水準に比べまして相対的停滞の傾向を示し、依然として低位後進性を脱却し得ない実情であります。しかもその決定的阻害要因となっておりますものは、南北、東西の間に距離的時間的断層が存しておることでありまして、すみやかにこれを打開することが、本地方開発上きわめて緊急な課題であります。
〔佐瀬説明員朗読〕 以上の諸表が物語るものとしては、(1) 北海道、東北の工業化(2) 九州の相対的停滞(3) 中国、四国の工業化(4) 本州中央部の停滞等の傾向が大雑把に看取されるのであるが、ここで注意すべきことは前記指数の示すところは昭和五—九年平均を基準とした事で、昭和二三年度実績を基準とした場合、北海道、東北、四国の工業化も、本州中央部、九州の停滞も相対的なものであり、絶対的な工業化乃至停滞