1980-11-20 第93回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
バルクライン品目でない場合には、相場品目につきましては、相場により薬価決定、その他はまたその他の指数決定を行うということによりまして、品目の補正をいたしまして、改定薬価を決めるというようなことになるわけでございます。その結果、改定影響率表というものを作成し、薬価品目一覧表を作成いたしまして、薬価基準表の官報原稿をつくり、それを告示いたしまして施行というようなことに相なるわけでございます。
バルクライン品目でない場合には、相場品目につきましては、相場により薬価決定、その他はまたその他の指数決定を行うということによりまして、品目の補正をいたしまして、改定薬価を決めるというようなことになるわけでございます。その結果、改定影響率表というものを作成し、薬価品目一覧表を作成いたしまして、薬価基準表の官報原稿をつくり、それを告示いたしまして施行というようなことに相なるわけでございます。
このバルクラインの説明をやるとむずかしくなりますけれども、全国的な医療機関の、つまり一番安い価格で買っている医療機関から一番最高の価格で買っている医療機関の大体九〇%の医療機関が買える価格、簡単に言いますとこういうようなもの、これを九〇%数量バルクラインと言っておりますけれども、九〇%数量バルクラインを、その実勢価格をもとにしてそれぞれ個々の品目ごとにきめまして、それに相場品目という、いわゆる東京なり
六千数百、七千品目程度になっておるわけでありますが、これは毎年薬価調査をやりまして、この薬価調査の品目といたしましても、いわば独占品目といいますか、各メーカーが単独でつくっておる品物と、それから相場品目といって、これは各メーカーが全部競合してつくっておるもの、この独占品目と相場品目につきまして抽出調査をやりまして、その抽出調査によりました品目につきまして、病院並びに診療所で購入しておる総数量の九〇%
○熊崎政府委員 御承知のように、いわゆる薬の値段につきましては、相場品目とB価品目とがございまして、相場品目につきましては薬務局長の権限になるのですが、相場品目については、これは二社以上が製品を出しておるわけでございまして、大体そのときの、その時点における相場価格がどのくらいということがわかるわけでございます。
相場品目というのは二社、三社でつくっている競合のものですね。そうすると独占的なB価品目について調査をしないということもおかしい。御存じのとおり日本の製薬企業というのは海外市場を持たないわけです。国内市場のシェアを確立すれば製薬企業が生きていく、いわゆる健全化の道なんです。したがってそのB価品目を持っている製薬企業は、これはダンピングをやるわけです。
薬価の問題につきましては、十月の時点の際には、相場品目だけじゃなしに、B価品目につきましても十分詳細に調査をいたしたのでございます。
六月一日で調査いたしておりますのは、いわゆる相場品目について調査を実施いたしておるわけでございます。したがいましてB価品目のほうは、六月一日でやっている調査とは直接結びつかないわけでございます。
その場合に、これは少し専門的になりますが、相場品目とB価品目と二つあるわけです。日本の製薬の四割というのは、大手十二社が製品を出しておるのですね。六十社までとりますと、大体八割が六十社でつくられておるわけです。したがって、ここらあたりを、どう一体薬価基準をつくる場合に押えていくかということが非常に大きな問題になってくると思う。いまバルクライン九〇を七〇にせよという意見もあります。
○熊崎政府委員 現在保険制度で採用されております薬価は、これは実勢価格といいますか、現在の相場で売られております相場品目については相場の価格、それからB価品目につきましてはB価の価格ということで、実勢価格の九〇%バルクラインということで、これを薬価基準に登載をいたしておるわけでございます。
それから一方、相場品目につきましては大阪あるいは東京におきまして、それぞれ医薬品の相場が立っております。その相場と九〇%バルク・ライン価格との係数を求めまして、その数字をぶっかけております。それからB価品目につきましても、同様に九〇%バルク・ラインの価格とB価の比率をかけて、未調査のものの薬価基準を出している、かようにいたしております。