1958-04-09 第28回国会 参議院 農林水産委員会 第29号
この点は私は非常に心配するのですが、そういう人たちはもちろんこの基金の融通の対象にならないわけで、大きな資本家であるからそういう必要はないと思うので、むろんこの基金は、中小企業あるいは生産者その他に対して、十分に役立つような方向にいこうとするのがねらいだろうと思いますけれども、しかし、実際は自由競争は相争激しいし、またメーカーそのものが自分の勢力を増す意味からいって、相当苛烈な競争を今までやってきておりますから
この点は私は非常に心配するのですが、そういう人たちはもちろんこの基金の融通の対象にならないわけで、大きな資本家であるからそういう必要はないと思うので、むろんこの基金は、中小企業あるいは生産者その他に対して、十分に役立つような方向にいこうとするのがねらいだろうと思いますけれども、しかし、実際は自由競争は相争激しいし、またメーカーそのものが自分の勢力を増す意味からいって、相当苛烈な競争を今までやってきておりますから
総選挙に相対すること五たび、九カ年に及び、そのほか各種選挙にも当然相争つて参りました。しかし、私は、顧みて一点のわだかまりもなく、さわやかな思い出につづられていることを仕合せに思います。私たちは常に紳士の争いに終始したことを誇りに思います。(拍手)しかし、それはひとえに細野さんのすぐれたお人柄と良識の結果にほかなりません。私はいつの間にか細野さんに徳化されていたのであります。
今のところ医者と薬剤師と保健組合、三者相争つておる現状でございます。これは誠に歎かわしいと思うのです。で、私の医師会にお伺いしたい、医師会としても先ほど山下先生からお話がございましたような、資料が目下調査中ということでは少し手ぬるいと思う。とにかくあの法律ができてから三年経つております。反対されるならば反対される理論的根拠を以て反対されるのが私は妥当だと思う。
これは学者の立場からしまして、これには多くのまだ不十分な民度の低いという点もありますし、ただ国民がこうやつて戦後受診率が高くなるほど苦しんでおるときに、もう少し高所大所からこの問題を、病気は共同の責任において治療されるけれども、それを両方のいろいろ或いは三つ四つの職域のものが相争つておることについて、もう少し世界の状態から見てもまだ実施されないところもあるし、或いは保険会社等がこれをやつておるところもあるし
併しなからこの今行われております紛争は、まあこれで中国内部のニつの勢力が相争つておつて、いずれも正当性を主張しておるわけであります。その内部の国内の争いという観点から立てば、これを武力でやつちやいかん、平和的にやれということすら私は内政干渉になるんじやないかと思うのです。ただこれが世界的戦争に波及することについては、これは極力防止したいことは当然であります。
これは当然御用意なさつておると思うが、やがて次に大きな問題を控えておるのでありますから、私は社会保険医対保険局の構想でなしに、保険局対医務局が相争つてよろしいと思う。そういうふうにしていらつしやると思うのですが、そこで次回には医務当局の御見解を資料等によつて我々にわかるような、適当なときまで一つ十分御見解をまとめておいて頂きたいと思います。これを要望しておきます。
従つて緊急やむことを得ない場合に発する自衛のための戦争というものとはやはり区別しておるので、そこでやはり竹島は日本の領土であるというふうに考える場合に、これを侵略されたと考えて防衛するならば、これは自衛のための戦争というか、武力行為に相なると思われるのでありますし、同時に竹島を相争つておるという考えからいたしますと、これは国際紛争の問題だ、こういうふうに考えられるわけであります。
この真空のところにイギリスもアメリカも相争つて突入する、ソ連も入つて来る、これがわれわれが現に見ております冷戦の原因であります。 こういう幾十もの不幸をさらに決定的にしたものは、われわれが現覧ております原爆軍備競争であります。恐ろしい原爆の競争が始まつております。
御承知の五大都市が絶えず特別市制を中心として相争つている。これはまた特別市制として府県の独立の性格を持つという建前でありながら、どうもそのことが具体化しないために絶えず問題が起つておることは御承知の通りです。この争いは、これは一応地方制度調査会に持ち込んで、それの判決を待とうということで休戦状態になつたことは御承知の通りであります。
そうして貨物の収奪が、世界海運業者の間に火花を散らして闘われているこの際に、しかも日本国内が一本で行けばいいけれども、さらに日本の国内においてはこの外航船による利益をとるために、あるいは貨物をとるために、各大会社が相争つておる状態のままに捨てて置いて、そうして日本の大切な税金からする補助をこれに与えて行くという保護政策は、政府の金を単に大会社に与え、従つて大金融をつぶれないようにし、従つて大造船所を
問題は、憲法をかえた方がいいか悪いかということが、そのときの政治問題として取上げられ、それをめぐつて各党各派が主張を異にして相争つている、論争している場合に、そのいずれかの主張をこの青年学級において教え込むことはいけない、こういうことを言うのであります。
わが国が無計画に買付に出れば、手元を見られて値段がつり上り、反対に輸出の際は、国内業者が相争つて安売りをしておる現状では、国家の責任において管理貿易を断行し、市場相互の総合調整を行う態勢確立の必要を認めまするが、これに対する通産相の見解を求めます。
すなわち只見川は、福島県の本流案と新潟県の分流案が相争つておる。しかも水利権を中心として東京電力と東北電力が激烈なる闘争を展開いたしております。しかもこの電源開発をねらうところの自由党の政治的謀略が三つどもえとなりまして、今やはてしない絵巻が繰り広げられ、只見川は日本最大の利権闘争の場所であり、驚くべき伏魔殿と化しつつあるのであります。
○小笠原二三男君 木村君は採決の動議を先ほどお出しになつたようでありまするが、私たち与野党として共にそれは相争つてはおりますものの、皆本日の会期末を控えて円満裡に終局するためにそれぞれの措置を準備して来たことは、両者同様に確認ができることだと思うのです。それを突如再三確認せられたことが、衆議院側の不意を衝いたこういう申出のために覆つて一」ういう事態になつている。
そこで問題はこの領土に対して二つの政府があつて相争つておる。或るときは一方の政府が非常に勢力が強かつた場合もある、或る場合には他方の勢力が非常に強い場合もありましよう。
で、相争つておるのであります。問題は将来どういうふうにきまるか、これはまあ別問題といたしまして、ただ事実カイロ宣言とかによりまして、漠然とはしておりますが、いわゆる清国であり中華民国であり中国であつたその所に帰るのだというふうに私は了解しております。
この産業経済がいまだ確立していない以前に、ややもすれば県の連合会がその単協の権益まで侵して、現に特融の資金なども連合会と単協とが競争して、同じ場所において相争つておるような状態も見受けられる。かようなことであつたならば、いつの日に漁業協同組合の育成強化ができ得るかと、われわれは実にそれを心痛しておるものであります。また水産庁においても一体何の間違いか。
それから又私がしよつちゆう申しましたように、あの朝鮮におけるところの紛擾というものは、朝鮮の内部におけるところの二つのセクシヨンが相争つているという問題であつて、それにこの国連が干渉したものであつて、本当にこの大抵の我々の常識から言つても、あれは別に侵略があつたわけでも何でもなかつたのだ。それで国連は内政に干渉したという非難は免かれない。
そうするとあの朝鮮戰乱のとつぱなに起つたあの問題は朝鮮内部のことで、民族的統一ということを主にして南鮮と北鮮とが争つたので、一国間内における二つのセクシヨンスがお互いに相争つたということになる。あの定義から言えば侵略ということにならない。
というのは、この一昨年の、国連の安全保障理事会においてソ連の代表のマリクが、たしか、あの朝鮮の問題はこれは内乱の問題で国際間の問題じやない、一つの国に二つのセクションがあつて南北相争つておるので、つまり民族統一ということを中心にして争つておつたのだが、併しこの侵略という二とは国際間の問題で一つの国家が他の国家に襲撃を加える、そういうときに侵略の問題が生ずる、即ち一つの国家が他の国家を襲うということは
○小林(進)委員 この今おつしやいました只見川の問題でございまするが、これについては、従来本流案ないしは流域変更案あるいはまた俗に福島案、新潟案と称するものがあつて、互いに地元で相当の調査を続けながらその長所、短所相争つて今日に至つておるのであります。
第三の点は、沿岸漁民は、ただいま申し上げるように、自己の古い観点のみに走つておるがために、ややもすれば函館におけるいかの許可漁業における問題とか、北海道の入会の問題とか、能登半島の旋網の問題とか、新潟県の底びきの問題とか、瀬戸内海の問題とか、それから伊勢湾の問題とか、かように枚挙にいとまないほど現在政治問題化して、漁民が相争つておるところが見受けられるのであります。