2019-01-29 第198回国会 参議院 本会議 第2号
まず一つ目、林野庁が国有林について行う直轄治山事業において、原則五年ごとに行う流域別調査が十年以上行われずに実施計画が策定され、工事が行われた例があること。二つ目、都道府県が民有林について行う補助治山事業において、実施計画の作成に当たり、現地の荒廃状況等と合わせて危険地区調査の結果を活用して工事を行うべきであること。
まず一つ目、林野庁が国有林について行う直轄治山事業において、原則五年ごとに行う流域別調査が十年以上行われずに実施計画が策定され、工事が行われた例があること。二つ目、都道府県が民有林について行う補助治山事業において、実施計画の作成に当たり、現地の荒廃状況等と合わせて危険地区調査の結果を活用して工事を行うべきであること。
また、九州北部豪雨によりまして甚大な被害を受けました福岡県朝倉市内の民有林においては、国の直轄治山事業による山腹工などの復旧事業を開始するなど、大規模な災害が発生した場合には、都道府県の要請を受け国が事業を実施しているところでございます。 今後とも、必要な予算を確保しつつ、こうした対策を着実に実施し、地域の安全、安心の確保に努めてまいりたいと考えております。
また、福岡県知事からの国による早期の復旧整備の要望を踏まえまして、特に被害が甚大であった朝倉市の一部におきまして、直轄の治山災害関連緊急事業に着手したところでございまして、来年度以降における国による民有林直轄治山事業の実施についても予算要求をしているところでございます。
また、福岡県知事から、国による早期の復旧整備の要望を踏まえまして、朝倉市におきまして直轄治山災害関連緊急事業に着手したところでございまして、来年度以降における国による民有林直轄治山事業の実施につきましても予算要求したところでございます。
私は、日程の一部ではございましたが、奈良県の十津川村というところで、四年前の紀伊半島大水害からの復旧復興を目指す直轄治山事業現場、また、四輪駆動車に乗り換えまして、急峻な林道を進んだ場所での木材搬出現場の視察に同道をさせていただきました。 今般、この視察に行かれまして、現況を御視察いただいた、特に林業の現場についての所感、お伺いできればと存じます。
これらの被災箇所については、その所有形態や被害状況に応じ、国有林については国有林直轄治山事業、民有林のうち一定規模以上のものについては、県の要請を受けて国が実施する民有林直轄治山事業及び災害復旧事業、その他の民有林の箇所については県が実施する治山事業などによりそれぞれ復旧事業を行うこととしております。
○政府参考人(沼田正俊君) 先生からお話しいただきました阿蘇地区の民有林直轄治山事業でございますが、この事業は、昭和五十四年九月の阿蘇中岳の大噴火、そして、翌年夏の集中豪雨災害を契機といたしまして、熊本県からの要請を踏まえて、場所的には根子岳と高岳、中岳の北側斜面でございますけれども、昭和五十七年度から国の直轄事業として着手しております。
平成二十一年度予算案におきましては、大規模山地災害の復旧を図るための迫川地区民有林直轄治山事業の新規着手などの国直轄事業、あるいは激甚な災害が発生しました民有林におけます一連の地区の緊急かつ集中的な復旧整備を図るための治山激甚災害対策特別緊急事業などを推進することとしております。
また、国自ら国有林野内における森林の整備保全を行うことはもとより、民有林における直轄治山事業や近接した民有林と国有林が一体となって森林整備や治山事業を行う取組などを進めているところであります。 今後とも、これらの取組を通じて、森林の有する公益的機能が十全に発揮されるよう努めてまいる所存でございます。 次に、市町村等の財政負担についてのお尋ねがございました。
また、国有林野事業におきましても、国有林野内の整備はもちろんでございますが、目の前に民有林におきまして大規模な崩壊地があるというようなことによれば、国直轄によって直轄治山事業でこれを修復するとか、あるいは流域全体の保全の観点から、近接した民有林と国有林が一体となって治山事業を行うような取組もいたしております。
○峰崎直樹君 よく分からなかったんですが、砂防事業、もっと言いますと、民有林の直轄治山事業、開発道路の直轄事業、二級河川に係る直轄事業は、これは法定受託事務ということなんですか、今度の事務の性格は。この四つをまず聞いている。
現在、北海道では二地区におきまして民有林の直轄治山事業を行っているところでございまして、御指摘のとおり、今後の予算状況にもよるところでございますけれども、数年でそれぞれの事業は完了する見込みとなっております。 一方で、地方分権の推進などに資する観点から、北海道からの要請を踏まえまして、これらの民有林直轄治山事業の移譲を本法案に位置付けているところでございます。
御質問のまさに公共事業関係でございますけれども、例えば、直轄砂防事業が二カ所、民有林直轄治山事業も二カ所、さらに開発道路事業が五カ所、それから二級河川の直轄事業がございます、これも二カ所という形で具体的な対象を考えている次第でございます。
道州制特区のこの法律で幾つかの権限が移譲されるということでございまして、これは、筋肉質な国家、そして行政の効率性というのであれば、例えばここにございます、北海道に適用される、権限移譲される、直轄通常砂防事業の一部、民有林の直轄治山事業の一部、開発道路に係る直轄事業、二級河川に係る直轄事業、これが北海道に移譲されるということでありますが、これが移譲されますとどれぐらいの事務移譲がされるのかということを
○森本委員 その事業が移管された中に、私は、こういう面には非常に評価できると思うんです、直轄通常砂防事業と民有林の直轄治山事業、これらは、ある意味で縦割り行政でやるよりも一緒にやった方がいい。 しかも、これは一つ要望として申し上げたいんですが、例えば、治山事業そして砂防事業、この中にコンクリートの擁壁等で実際やる事業と、間伐促進、山林の施業に使っていく事業。
また、桜島地域の河川上流部におきましては、火山活動の影響により山腹斜面の崩壊、裸地化等が見られることから、民有林直轄治山事業によりまして山腹崩壊地の緑化などを実施し、森林の回復を図っているところでございます。
○政府参考人(加藤鐵夫君) 林野庁におきましては、桜島におきまして昭和五十一年度から民有林直轄治山事業に着手して以来、十二年度まで荒廃渓流の整備や山腹崩壊地の緑化に努めてきているところでございまして、平成十三年度につきましても、工事費約十六億円をもって復旧整備を行っているところでございます。
それから、国有林直轄治山事業につきましては、林野庁において、治山ダム、導流堤、護岸工、流路工、排土工等が実施されており、平成五年度は二十六億円が予定でございます。噴火の始まりました平成三年度からの総計七十八億円をもって鋭意事業を実施しておるところでございます。
外すに至った経緯でございますけれども、当地区につきましては、民有林直轄治山事業を開始して長年この事業を実施してまいりました結果、既に概成している区域も見られた。
○工藤説明員 先生御指摘のとおり、民有林直轄治山事業は、民有林におきまして施行する保安施設事業及び地すべり防止事業でございまして、先ほどからるる申しておりますように、その事業の規模が著しく大きいとか高度の技術を必要とする、こういった場合に国みずからが民有林直轄治山事業施行予定区域を定めて実施するものでございます。
さらに、金床沢で実施されている直轄治山事業、火山活動の活発化に伴い土石流がしばしば発生する野尻川の直轄砂防事業、牛根における流出浮遊軽石による漁業被害と軽石の排除事業、活動火山対策特別措置法により島内に設けられている避難港、避難所、避難どう等を視察いたしました。
○説明員(船渡清人君) 現地の状況、気象状況その他によりまして随分差があるわけでございますが、先ほど申し上げました三十五年から私どもこの直轄治山事業としてやっておるわけでございますけれども、直轄事業として開始した直後に施行いたしました崩壊地につきましては、既に林地に復元いたしまして非常に安定した状態になっているというような箇所も見られるわけでございます。
しかしながら、抜本的な対策といたしましては、土砂の発生源でありますところの上部山腹部の崩壊地、これの復旧が重要だというふうなことから、三十四年九月の伊勢湾台風を一つの契機にいたしまして、崩壊地面積の多い男体山の東南面の山腹約二百八十ヘクタール程度を対象区域といたしまして、三十五年度から国の民有林直轄治山事業ということで実施をいたしておるわけでございます。
○説明員(船渡清人君) 私どもが、今やっております直轄治山事業、これは営林局が事業としては実施しておるわけでございますが、対象地は実は民有林でございます。近在のところに国有林もあるわけではございますが、やはり同じような状況でございまして、とても伐採をして施業するというような状況ではないというふうに聞いております。
一方、土石流対策としての治山事業につきましては、既に三十七年度以降県による防止工事が実施されてきましたが、五十一年度から直轄治山事業が実施され、荒廃地の復旧や土石流の防止対策が進められております。
それからもう一つ、やはり土石流対策といいますか、治山対策についてお尋ねしたいんでありますが、林野庁が直轄治山事業を、特に桜島十八河川のうち、桜島町側の河川の上流において積極的に進めておられまして、最近は黒神川の方では土石流の災害が発生をいたしますけれども、桜島町の側には、この治山事業が功を奏してかどうか――地元の人はそう言っております。