1955-05-09 第22回国会 衆議院 建設委員会 第4号
直轄河川等の予算が削減されたことによりまして、地方、農村の被害がいかに甚大なものになってくるかということは、私が申し上げるまでもないのであります。農業にいそしむ農民の土地が崩壊するとか、あるいは道路が破壊されるとか、食糧増産の上から考えましても、これは非常に影響の大きい問題であるのであります。
直轄河川等の予算が削減されたことによりまして、地方、農村の被害がいかに甚大なものになってくるかということは、私が申し上げるまでもないのであります。農業にいそしむ農民の土地が崩壊するとか、あるいは道路が破壊されるとか、食糧増産の上から考えましても、これは非常に影響の大きい問題であるのであります。
但し実際の事業を実行する場合には、直轄河川等についてはおのずから緊要度の高いものが多いわけで、ございまして、緊要度の高いものには厚くということになりますと、まあ補助事業につきましては若干二五・三三より減るというような、実行上の格差はいろいろ出て参ると思います。
但し、そのうち第十三条の施設の設計変更命令でございますが、この権限のうち特に建設行政、例えますれば、直轄河川等に重大な関係のある部分につきましては、私どもは主務大臣は建設大臣でもあり得ると考えております。 次に、工事が完了いたしまして、あらかじめ通水試験をいたすことになつております。
本県における財政状態は、五大直轄河川等の工事分担金の未納のみで六億円に及び、財政の窮乏に悩んでいることは他県と同様であります。
事業費一兆一千七百四十四億を国費と地方費に分けまして、純国費というのがございまして、これは国費というのは予算面上の国費でございまして、直轄河川等で国費を出す場合に、仮に五億の国費として出すと、そのときにはその国費に三分の一の地方分担金が入つておるのでございます。
その次に河川調査費でございますが、これは一般直轄河川等の調査をいたしますものと、それから多目的ダムの調査をいたしますものと合して組んでいます。総額八千六百五十二万九千円ということになつております。
従来は御承知の通り直轄河川等の繰越がうまく参りませんために、いろいろ問題を起しまして御迷惑をかけたことと存じますが、河川、道路等につきましては繰越明許になりまして、繰越手続が非常に簡單に参るということになります。こういうことになれば、例のいろいろ御迷惑をおかけしました空人夫というふうなものが入らなくて済むということになり、これも従来の一つの弊害を除くことに非常に役立つだろうと思つております。
なお村瀬委員が御心配になりました、たとえば二十七年度になりまして直轄河川等で災害が起りました場合に、金がなくてすぐ工事ができないじやないかという御質問がございますが、この点につきましては、実は二十六年度におきましても処置いたしたのでございます。当年度発生災害につきましては、ともしますと各種の災害に対する要求がそろつてから初めてわけることになるのでおそくなりがちであります。
ただ私どもは一般原則として総論等で直轄河川等は国の事務というふうに謳いましたのですが、直轄河川の内容が又問題でありまして、北海道において更に一層内地よりは広く解釈しなければならん場合もありましようし、恐らく現在直轄河川として北海道でやつておるものにおきましても、更にむしろそんな小さい川まで直轄させるのは行過ぎていはせんか、もう少し範囲を狭めたらどうかということも考えなければならんし、内地のほうは直轄河川
私は試みにこの問題について、中央と地方と両方調査してみたのでありますが、一例をとつて言いますと、最も簡便なるべき建設省の直轄河川等について調べてみましても、非常に煩瑣なものが多々あるようであります。河川局から認証申請書を官房会計の経由で安本に出し、安本から閣議、閣議ではまた認証を決定して安本、安本から来た官房経由で河川局ということになるのであります。
特に河川などにおきましては、中小河川あるいは直轄河川等の大河川においては、国費をもつてまかなわれておりますけれども、それ以下の小河川の部分的な局部改良は、何としてでも地方の負担においてやれといつてもでき得ないと思う。
しかるに戰爭中ひとり阿武隈川には限りませんけれども、全國の直轄河川等の豫算の多くは、遺憾ながら戰爭方面の經費によつて削減をされまして、そのためにこの請願の阿武隈川の豫算も相當削られました。從いまして勞力、資材關係等もこれに加わつた關係上、以外に竣工の期間が延び延びと相なつておるのであります。